人気の変形ロボットおもちゃトランスフォーマーをキャラクターにしたタカラのファミコン参入第1弾となるアクションゲーム。
初めてプレイする人の大半がゲームスタート10秒以内に即死する伝説のクソゲー。
機種 | ファミリーコンピュータ |
---|---|
メーカー | タカラ |
ジャンル | 横スクロールアクション |
発売日 | 1986年12月5日 |
価格 | 4,900円(税抜) |
容量 | 512K |
売上 | 60万本 |
ゲーム概要
基本的に右横スクロールアクションゲームだが縦スクロール面もあり。
サイバトロンの総司令官コンボイからスクランブルシティーの指揮官に任命されたウルトラマグナスは、ロボット形態とトレーラー形態に変形を使い分ける事で悪の軍団デストロンを倒しステージクリアを目指します。
スコアが10,000点を超えると1UP、以降20,000点毎に1UPする。
コントローラー操作
十字ボタン | 左右…左右へ移動 上…長押しでロボットへ変形 下…長押しでトレーラーに変形 |
Aボタン | ロボット ジャンプ トレーラー ビーム |
Bボタン | ショット |
セレクトボタン | ゲームモードの選択 |
スタートボタン | スタート、ポーズ |
ゲームストーリー
今や地球は、その豊かな資源を狙い征服を企む悪の軍団、「デストロン」により、絶体絶命のピンチに立たされていた。
地球を愛し平和を守るため「サイバトロン」は「デストロン」に闘いを挑んだ。
しかしその闘いのなかで、「サイバトロン」総司令官コンボイは傷つき倒れた。
瀕死の「サイバトロン」総司令官コンボイは、スクランブルシティーの総指揮にシティーコマンダー、ウルトラマグナスを任命し、コンボイの体内に収納されていた「マトリックス」を手渡した。
ウルトラマグナスは総司令官コンボイの命を受け、地球の平和を取り戻すため敢然と「デストロン」に闘いを挑んでいった。
BGM
ゲーム内容に対して妙にカッコ良いBGMが返って腹立たしい?
特に隠しステージの緊迫した臨場感のある演出は見事。
トランスフォーマー コンボイの謎の裏技
コンティニューモード
ゲームオーバー画面でAボタン、Bボタン、スタートボタンを同時に押す。
ゲームレビュー
これまで紹介してきたいっきやミシシッピー殺人事件などは、なんだかんだ言ってそれなりに遊べたクソゲーに比べてこのゲームこそ真のクソゲーと言えるでしょう。
何しろほとんどのプレイヤーは開始10秒と経たないうちに終わってしまうのです。
そうか、ここはこうすれば避けられると覚えても次の攻撃も容赦なく、簡単に3アウトとなります。
評価できる点
ゲーム内容に反して無駄にBGMが良いですね。クソゲーに限ってBGMが良いの法則か?
マイナスな点
敵の弾丸が背景と保護色になって見極めるのが極めて困難です。
当たり判定も厳しくかすっただけでもアウト。
さらに敵だか味方だか不明瞭なキャラの登場などでプレイヤーはさらなる混乱に陥ります。
独断評価チャート
まとめ
ゲーム開始10分もしないうちにコンボイの謎?そんなんどうでも良い!と思う事でしょう。
ただ、敵のアルゴリズムは比較的単純でパターンを覚えてしまえばクリアはさほど難しくはないようです。
しかし、そこまでしてこのゲームをやり込む意味があるのは甚だ疑問です。
ゲームとしての完成度は低いにもかかわらず任天堂wiiダウンロードコンテンツの対象となっていたのはクソゲーとして有名だったからなのか?
コメント