お嬢様特急(エクスプレス)SS/PS

総合評価
お嬢様特急(エクスプレス)

日本列島を縦断する架空の豪華寝台特急ヴェガを舞台にしたあかほりさとる氏プロデュースによる恋愛+旅シミュレーションゲーム。

そんなうまい話しがあるか!とツッコミながらハマってしまう要素あり。

機種セガサターン・プレイステーション
メーカーメディアワークス
ジャンル恋愛シミュレーション
発売日1998年07月30日
価格6,800円
累計売上?万本
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男子の夢が詰まったお嬢様だらけの列車の旅

8月1日から8月15日まで夏休みの間、日本列島を横断する超豪華特急「ヴェガ」で主人公であるプレイヤーが様々な観光地を巡りながら乗客や従業員との恋愛を楽しむことが目的。

ゲームは女の子を探して車両を移動する車内モードと、停車駅で行動する観光地モードの2つが交互に展開されます。

デートをすっぽかしで機嫌が悪くなったキャラは時間が足りないので基本修復不可能。

車内で仲良くなり観光地でデートするのが基本パターン。

コントローラー操作

十字ボタンカーソルの移動
Aボタンコマンドの決定
Bボタンコマンドのキャンセル
早送り
セレクトボタン使用しない
スタートボタンスタート

登場キャラはフルボイス

2枚組のボリュームだけあって攻略可能な登場キャラは全員当時の人気声優たちによるフルボイスです。

声優陣もなかなか豪華で有名どころだと宮村優子、氷上恭子、伊藤美紀などが出演。

マルチプル・デュエル・システム

登場キャラクターに独自の行動パターンがあり、プレイヤーが同じ行動をとっても同じ結果になるとは限らないランダム性があります。

どこで誰に会うかは運任せな部分もあり、それがこのゲームの魅力にもなっています。

BGM

楽しくもどこか切なさのあるメインBGMとエンディングは名曲と言えるのではないでしょうか?それ以外の楽曲はとくにこれといって印象の残らず。

リズムやアレンジに90年代の洋楽の影響が感じられます。

お嬢様特急(エクスプレス)

お嬢様特急(エクスプレス)

ゲーム・ミュージック, 半場友恵, 宮村優子, 住友優子, 中山真奈美, 大野まりな, 長沢美樹, 山崎和佳奈, 永島由子, 氷上恭子, 中川亜紀子
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SS版とPS版の違い

細かな違いはあっても基本的には同じ内容なので攻略法も変わりないはず。

  1. 娯楽車で遊べるゲームが違う
  2. SS版のバグの一部がPS版では修正
  3. パッケージのデザインが違う

エンディング

共通のエンディング曲の後に各キャラクターのハッピーエンディングが流れてセーブするとおまけ画像が見れます。

誰も迎えに来てくれなかった場合は孤独エンディング。

ゲームレビュー

登場キャラクターが全員かわいくて14歳~22歳までの女の子、しかもなぜだがほとんどが一人旅という時点でかなり無理がある設定ではありますが、このハーレム感は男の夢を具現化したものではありますね。

まあ、この時点でファイナルファンタジー並みにファンタジーな訳ですが。

それにしても北海道から九州まであてのない旅に寝台特急で出かけるなんて主人公はどんだけ金持ちの息子なんだ?

13人のヒロインの中で明らかにメインヒロインは、千歳 さとみ、これがときメモでいうと藤崎詩織という位置づけだと思います。

何しろ説明書にも一番に紹介されているし、他の子と違ってさとみと星奈だけ初登場シーンがアニメーションで凝っています。

そんな訳でほとんどのユーザーが、最初の目的としてさとみを選んでゲームを進行するのではないでしょうか?

他のキャラと違ってそんなクセがないし、優等生キャラっていうのはいつの時代でもマドンナ的な扱いなんでしょう。

私も最初にプレイしたときにさとみをターゲットにしていたのですが、途中で何となく仲良かったエレナ・ユーリ・ノーディスの強制イベントが始まり、さとみとのデートをすっぽかす羽目になってしまい、さとみの機嫌は直らぬままエレナとハッピーエンドという結末でした。

2週目でめでたくさとみとハッピーエンド。さとみは攻略自体は難しくないのですが、手順が一番多く面倒なキャラでした。

リアリティと虚構のはざまで

このお嬢様特急は、通常の恋愛シミュレーションと違ってちょっとリアリティがある側面があります。

まず登場する女の子達がゲームにしては黒髪、茶髪中心で比較的普通っぽい外見です。

それ以上に車窓に移る実写を取り入れた景色がアニメーションしているのが一番リアルなんですが。

それぞれのキャラクターはデフォルメはされていてもゲームならではのキャラというより何となくいそうな感じ、その中でヤンデレという言葉もない時代に主人公につきまとう加古川秋子の存在感は際立っています。

キャラクターデザインは、柳沢まさひで氏。美少女戦士セーラームーンなどの有名アニメの作画監督をしていただけあって魅力的にデザインされています。(一部ちょっとファッションがダサ目だけど)

逆にちょっとあり得ないないのが、女の子達のしゃべり方ですね。「~だわ」とか「かしら」なんて90年代当時でも使っている事はほぼなかったはず。

まあこの辺りの設定は現代のアニメでもありますが、もうちょっと自然に話し方でも良かったかな。

それとゲームだから仕方ないとは言え、仲良くなるのが異常に早い!

初対面で挨拶して2度目から名前で呼び捨てになったり、会う度に勝手に高感度が上がってしまうって流れにちょっと付いて行けないっす。

まあそのあたりは虚構の世界として受け入れれば良いのですが、妙にリアリティがある側面があるのでちょっと戸惑いがありました。

ギャルゲーですがエロの要素はありません。

やっかいなのでセーブが1日の終わりにしかできない事。

だからちょこっとプレイしてセーブってのができなくて下手するとイベントが長いと1時間セーブできなかったりとか。一度セーブする直前に固まってしまってまるまる1時間やり直した事もありました。

他にも画像が表示されなくなるバグとか2回目以降は同じ行動の繰り返しになりがちな点だったりとマイナス点があり、名作とは言えないけど一部で言われている決してクソゲーではないでしょう。

パラレルワールドを繰り返しているような不思議な魅力のあるゲームでした。

お嬢様特急のチャート
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