大人気落ち物アクションパズル、ぷよぷよの派生作品でなぞなぞのような出題形式。
内容自体は地味だがプレイヤーを飽きさせないようにカレー作りをするストーリー仕立てとなっている。
機種 | スーパーファミコン |
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メーカー | バンプレスト |
ジャンル | パズル |
発売日 | 1995年5月26日 |
価格 | 9,200円(税抜) |
容量 | 8MB |
ゲーム概要
落ち物系パズルゲーム。
ゲームギアで発売されていた『アルルのルー』のリメイク続編で出題はスーパーファミコンオリジナル仕様。
カレーの材料を集める為に旅に出たアルルがお馴染みのキャラクター達にぷよぷよの出題をされる。
『ぷよを全て消せ』、『3連鎖せよ』等のお題があり、出題をクリアする事でカレーの材料がもらえてストーリー展開する。各ステージにはそれぞれボスがいる。
ミスした後にメニューを開くとヒントを見る事ができる。
ステージ最初から無制限コンティニュー可能でオートセーブ機能搭載。
アルルのルー
主人公アルルを操作してストーリー展開していく初心者向けモード。全5ステージ。
ルルーのルー
アルルのライバルであるルルーを操作してストーリー展開している上級者モード。全5ステージ。
連鎖への道
ストーリー性のない純粋な出題だけのモード。全290問。
えでぃっと
自分で問題を作るエディットモードで全50問まで保存できる。
とことんぷよぷよ
とことんまで普通のぷよぷよをプレイするモード。
コントローラー操作
十字ボタン | ぷよぷよ移動 |
Aボタン | ぷよぷよの右回転 |
Bボタン | ぷよぷよの左回転 |
Xボタン | ぷよぷよの右回転 |
Yボタン | ぷよぷよの左回転 |
LRボタン | 体力全回復 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | メニューを開く |
BGM
このBGMを聴いているだけでも楽しい気分になってくる。
全体的にすごく90年代っぽい音楽。今このソフトのBGM作ってもこんな感じにはならないだろうな。
す~ぱ~なぞぷよの裏技
体力全回復
プレイ中にLとRを同時に押す。(1回のみ有効)
シークレットオプション
- オプション画面で上から2番目のKEY ASSIGNMENTメニューの左を10秒以上押す。
- オプション画面から移動してまた戻る。
- 一番下にCUSTOMという新しいオプションが出現して枠の模様や背景を変更できるようになる。
ゲームレビュー
本作す~ぱ~なぞぷよルルーのルーは、スーパーファミコンのみで発売されたオリジナルのぷよぷよ派生ゲームです。
通常のぷよぷよの一種だと思い込んで知らずにプレイしてみたら印象が結構違っていたので最初は面喰いました。
ぷよぷよの場合、特に対戦形式だとその場のノリで勝てたりもしますが、このすーぱーなぞぷよの場合は出題形式なので理詰めで問題を解かないと基本先に進めません。(いったんパスする事もできる)
ただ考え抜いて自力で条件をクリアした時には、頭の中がパッと明るくなるような達成感があります。
最後まで出題をこなせば、かなりぷよぷよに強くなるのではないでしょうか。
評価できる点
この時代のゲームソフトには珍しくオートセーブ機能が搭載されています。
だからセーブしなくても自動的に以前遊んだステージ最初から再開ができます。
自分のペースですき間時間で遊べるのが良い点です。
マイナスな点
最初のほうがかんたんで徐々に難しくなるなら分かるけど、序盤に難しめなのが混じってたりしてステージによって難易度にだいぶバラつきがあり、かんたん過ぎるのからかなり難易度が高いのまでごちゃまぜな印象です。
通常のぷよぷよと違って相手と対戦する訳ではないので2人対戦が出来ないのも残念。
独断評価チャート
攻略動画
まとめ
全体的に出題の難易度は高めでハマれば長い事遊べそうなパズルゲームです。
学校の勉強とか詰将棋とかコツコツ問題解くのが得意な人向けかな。
ぷよぷよが苦手でも出題形式で楽しめる人もいる反面、通常のぷよぷよが得意な人でも楽しめない可能性もあります。
このゲームをひと言でいえばぷよぷよの詰将棋ですね。
なぞぷよは、ぷよぷよのようでぷよぷよではない?
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