カプコンファミコン参入第1弾ソフト。
子供の頃は気づかなかった設定が実はとんでもない!?
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | 販売 カプコン 開発 マイクロニクス |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1985年12月11日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 320KB |
ゲーム概要
縦スクロール式シューティングゲーム。
プレイヤーは、アメリカ軍の戦闘機「P-38ライトニング」を操縦して日本軍と戦う。
敵の攻撃をよける「宙返り」機能が実装されているのが特徴。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | 宙返り |
Bボタン | ショット |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、一時中断・解除 |
アイテム
アイテム名 | 効果 |
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弥七 | 5000点 |
Pow(白) | 自機の左右に小型機が付く |
Pow(緑) | 弾数が2発から4発に増える |
Pow(白に赤い影) | 画面上の敵を全滅 |
Pow(赤) | 宙返りの回数が一回増える |
Pow(赤黒) | 1UP |
BGM
BGMっていうか、昔のゲームなのでほぼ効果音ですね。
もともとシンプルだったのがファミコン移植でさらに削られてしまいました。
攻略動画
ゲームレビュー
1942は、第2次世界大戦(太平洋戦争)をモチーフとしたシューティングゲームです。
当時のシューティングと言えば、ほとんどが宇宙を舞台にした設定だったので実際にあった戦争をベースにした事自体がユニークでした。
それ以上にユニークなのが、日本のメーカーが日本市場向けに制作されたゲームなのにプレイヤーは、アメリカ空軍のパイロットとなって日本軍と戦うという点です。
まあ当時の日本軍がこんなにたくさん戦闘機を飛ばせるはずないのですが、まあその辺はリアル路線じゃないゲームなんでスルーしましょう。
正直、子供達にとってそのような舞台設定などはどうでも良かったのでしょうが、大人になってみて考えてみるとなかなか攻めていたゲームでした。
難易度は結構厳しめで1943とかに比べると攻撃方法や敵のバリエーションも少なく単調で硬派な昔ながらのシューティングゲームと言った感じです。
さてアーケードゲームからの移植となるとファミコン版はがっかり移植が多いのですが、本作もそちら側に入ります。
こちらがアーケード版です。そのクオリティの違いに愕然としたゲーマーも多かったはず。
評価できる点
敵の攻撃を宙返りでかわせるのは、なかなかユニークで回数制限があるとは言えこれによって一発アウトを回避する事ができます。
他の戦闘機が宙返りするシューティングというとナムコのスカイキッドが思い浮かびますが、こちらも1985年発売です。アーケード稼働期間を考慮するとどっちがオリジナルなんでしょう?
マイナスな点
当時の技術だから比べてしまってはいけないのですが、どうしでも全体的にアーケード版よりも数段見劣りします。
移植を担当したのが同じカプコンのソフトだとソンソン、別メーカーだとエグゼドエグゼスで悪名高いマイクロニクスなんですよね。だからもちろん1942も処理落ちが目立ちます。
独断評価チャート
まとめ
宙返りができるのと日本軍が敵という設定以外は、普通の昔からあるシューティングゲームです。
ただ次作以降はシリーズ化されてどんどん改良されていきます。
シンプルなのでそれなりに遊べますが、ファミコン版は劣化移植作として有名なのでアーケード版も遊べる現在ではファミコン版で遊ぶのはマニアだけか?
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