コットン100%は、まだ硬派なゲームが主流だった90年代に突如登場したアニメ絵でボイス入りの元祖?萌えキャラ、シューティング。これは素材じゃなくゲームソフトです。
機種 | スーパーファミコン |
---|---|
メーカー | データム・ポリスター |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1994年4月22日 |
価格 | 8,800円(税抜) |
容量 | 2M |
ゲーム概要
アーケード版で人気だった『コットン』の続編となる一発アウト制の右横スクロール式(強制)2Dシューティングゲーム。一部ステージでは上下スクロールもあり。
プレイヤーは、めるへんらんどに住む主人公の魔法少女ナタ・デ・コットンを操作して幻のお菓子ウイローを作れる妖精の救出を目指す。
アイテムの魔法の杖をゲットすると使用できる魔法の回数が増える。
十字ボタン | コットンの移動 |
Aボタン | 魔法 |
Bボタン | ボム |
Xボタン | 魔法選択 |
Yボタン | ショット |
LRボタン | 妖精の位置切替 |
セレクトボタン | 使用しない |
スタートボタン | ポーズ・解除 |
難易度
GAME LEVELから以下の4種類から選択可能で初期設定はNORMALになっている。
- EASY(簡単)
- NORMAL(普通)
- HARD(難しい)
- MANIA(マニア向け)
BGM
ゲーム内容と同様にファンタジーでコミカルなかわいらしいBGMです。
シリアスさは一切なく最初から最後までそんな感じですね。
スーファミ版には、おまけCDが付属しており、これがある場合は高値で取引されています。
それにしてもコットン歌ヘタ過ぎじゃないか?
攻略動画
裏技
クレジット増加
タイトル画面でセレクトボタンを1回押すごとにクレジットが1ずつ増加する。(最大9)
ステージセレクト
- タイトル画面で「START」を選び、魔法選択画面へ。
- 上、下、左、右、上、下、左、右、B、Aと押す。
- 画面左上にコットンの横に数字が出現するので十字ボタンの上下でステージを選択。
コットンの表情が変化
タイトル画面でX、Y、L、Rボタンを押すとコットンの表情が変化する。
ゲームレビュー
主人公コットンは、特に世界を救うとかの目的ではなく変な魔法使いによって好物の幻のお菓子ウイロー(ういろう?)を唯一作れるさらわれた妖精が救出するのが目的という設定。(何?この雑なバックボーン)
それまでも女の子が主人公のアクションゲームはそれなりにありましたが、シューティングでは本作の元となったアーケード版『コットン』が最初なのかも知れません。
ゲームスタートするとコットンの「レッツゴー!」という元気な掛け声で始まります。
ファンタジーな世界観でアイテムを取るとパワーアップする要素、敵も含めてパステルカラーでかわいらしいデザインは、どことなくファンタジーゾーンの影響を感じます。
魔法がAボタン、ショットがYボタンなので慣れないうちは間違って魔法使いまくってました。
余談ですが、『コットン100%』で検索するとゲームではなくTシャツやらタオル、おしりふきがヒットしてしまって結構困りました。まあ発売当時はインターネットなんてないのでタイトルで検索する事など考えずに決めただけなんですけどね。
コットンシリーズは、PS4の『コットンロックンロール』が最新版となっています。
評価できる点
スーパーファミコンにしてはかなりグラフィックの出来が良く、ふんだんに収録されたボイスも含めてBGMも充実しています。
『ぷよぷよ』みたいなステージスタート時に流れる寸劇ムービーが結構良い味出してます。
マイナスな点
パステルカラーでにぎやかな画面なので敵キャラや敵弾が見えにくく、知らない内にやられる事がありました。
パワーアップによる攻撃のバリエーションがもうちょっとあっても良かったかな。
独断評価チャート
まとめ
難易度としては普通かやや簡単くらいですが、当たり判定は比較的大きくて一発アウトなんでクリアにはそれなりに練習が必要です。
ありがちな戦闘機による殺伐とした世界観ではなく、ゆるく楽しい雰囲気でシューティングゲームを楽しみたい人におすすめです。
こちらがオリジナルのパッケージ版です。
スーファミ末期での発売だった為、あまり売れずにのちに人気になって以前は中古価格が高額化しましたが、2023年にコロンバスサークル社が約29年の時を経てオリジナルパッケージで再販してからは落ち着いています。
PS3ゲームアーカイブでもダウンロード購入が可能です。
コメント