パソコン版からの移植でエニックスのファミコン第1弾ソフトであり、ドラクエで知られるプログラマーの中村光一氏のデビュー作。
敵エイリアンを開けたドアに誘導してドアの中へ閉じ込めるだけのシンプルなアクションパズルゲーム。
機種 | ファミリーコンピュータ ROMカートリッジ |
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メーカー | エニックス |
ジャンル | パズルアクション |
発売日 | 1985年7月18日 |
価格 | 4,900円 |
累計売上 | ?万本 |
ドアドアの概要
固定固定式パズル要素のあるアクションゲーム。
プレイヤーは、主人公チュン君を操り敵キャラであるエイリアンのナメゴン、インベクン、アメチャン、オタピョン達をすべてドアの中に閉じ込める。
一度エイリアンを閉じこめたドアは使えなくなる。
ドアは取っ手が左右にあり、取っ手のある側からしか開ける事ができない。
また、チュン君はジャンプをするのみで攻撃は一切できいない。
コントローラー操作
十字ボタン | 左右…左右へ移動。 上…階段を登る。 下…階段を降りる。 |
Aボタン | ジャンプ |
Bボタン | ジャンプ |
セレクトボタン | ゲームモードの選択。 |
スタートボタン | スタート、ポーズ。 |
得点
とじこめたエイリアンの数に応じて面クリア後にボーナス得点。
得点が1万点、3万点、5万点時と、その後2万点づつ獲得するたびにチュン君が1UP。
とじこめた数 | 点数 | ボーナス |
1ぴき | 100点 | アメ |
2ひき | 500点 | アイスキャンディ |
3びき | 1,000点 | ペロペロキャンディ |
4ひき | 3,000点 | アイスクリーム |
5ひき | 5,000点 | ケーキ |
6ぴき | 10,000点 | CHUN |
面数 | ノーミス得点 |
0 | 200 |
1 | 1,300 |
2 | 4,300 |
3 | 7,400 |
4 | 8,500 |
5~ | 10,500 |
BGM
各ラウンドのテーマソングは、ひとつのモチーフを工夫して5面毎に使いまわしていいます。
ユーモラスでかわいらしくゲームの世界とマッチしていますね。
5面 | リンダドアドア |
10面 | テクノドアドア |
15面 | おさるドアドア |
20面 | 沖縄ドアドア |
25面 | おもちゃドアドア |
30面 | ポッポドアドア |
35面 | ウエスタンドアドア |
40面 | こもりドアドア |
45面 | 中国ドアドア |
50面 | 演歌ドアドア |
ドアドアの裏技
階段移動予約
右に階段がある場合のみに有効な技。事前に右+上を同時押ししておくと階段に付くと操作しなくても上がってくれる。
ゲームレビュー
エニックスと言えばドラクエですが、ファミコン第1弾ソフトはドラクエでもポートピア連続殺人事件でもなく、このドアドアです。
後にドラクエのプログラマーとして知られる中村光一氏が学生時代に制作したゲームソフトです、
プレイヤーが操作するキャラクター、チュンくんは中村氏の名前から取ったものでチュンソフト(現在の株式会社スパイク・チュンソフト)の語源にもなっています。
評価できる点
いかにも低予算、少人数制作といった感じの背景画面が黒一色、キャラクターはジャンプするのとドアを開けて閉めるだけのシンプルさが逆に新鮮にさえ思えます。
マイナスな点
いかんせん地味であり、攻撃方法が一切ないというのはややストレスを感じます。
セーブ機能やパスワードもないので全50面クリアするのは、レトロフリークのようなセーブ機能がないとかなり厳しいです。
独断評価チャート
まとめ
非常にシンプルなゲームですが、いったんハマったら最後まで続けてしまうような面白さもあります。
かなり昔に発表されたゲームなので難易度は高めで大人でもやりごたえがあります。
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