エレベーターを使ったアクション性と乗ったり降りたり、ドアに入ったり出たりと戦略性を取り入れた名作スパイゲーム。
単純なようでいてなかなか奥が深いのがハマるポイント。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | タイトー |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1985年6月28日 |
価格 | 4.900円 |
累計売上 | 本 |
ゲーム概要
サイドビュー、縦スクロール式アクションゲーム。
プレイヤーは、スパイとして敵のアジトである30階のビルの赤いドアの部屋にある機密文書を奪取し、8画面分スクロールして下にあるて最下階までエレベーターを使って逃げきるのが任務となります。
赤いドアは、秘密書類が隠されており、前に立つと自動で開いて書類を持ち去る事ができる。
青いドアは、ガードマン用のドアでプレイヤーは出入りができない。
全4ステージで以降はループ構造。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 上…立つ 下…座る |
Aボタン | ジャンプ |
Bボタン | ピストルを撃つ。(3連発) |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
ゲームストーリー
やあ……待たせたね!
君に極秘の任務を受けてもらいたい……いいね。
ある組織のビルに侵入し、敵の機密書類を全て盗みだしてほしいのだ。
書類は赤いドアの中にある。警備は厳重だ。
敵はガードマンといえどもプロだ! なめてかかると痛い目にあうぞ。
武器はピストルを用意した。
君の得意なジャンプキックも武器になるだろう…。
侵入は屋上からした方がいいだろう。あそこなら敵にも気付かれまい。
中にはエレベーターとエスカレーターがある。
エレベーターの動かし方は知ってるね。
前もってビルの内部を調べさせたが、1階から7階までのレイアウトが全くわからないのだ。十分注意してくれたまえ。
地下に逃走用の車を用意してある。
それじゃあ、すぐに出発してくれたまえ、
健闘を祈る……。
エレベーター
通常のエレベーターは、中に人が乗っていないと動かないが、このゲームのエレベーターは常に自動的に上下移動しており、プレイヤーが中に入る事で上下に操作可能になる。
BGM
スパイがテーマの割りにBGMは割とのんびりしている?
銃で撃たれた時の効果音が何ともキュート!
収録サントラCD
エレベーターアクションの裏技
18階にワープ
13階の左端に立たせエレベーターが降りてくるのを待って乗り込んだらすぐにジャンプ。ガクンとした時にAボタンを押す
弾丸がスローになる
2人プレイでプレイヤー2がコントローラ2の上を押しながらBボタンを連打すると最初の弾が後ろへ遅く飛ぶ
ゲームレビュー
エニックスから発売されていたドアを開けたり閉じたりするドアドアというソフトがありましたが、これに攻撃できるように進化させたようなゲームがエレベーターアクションです。
それにしても殺し合いをしてでも奪いたい秘密書類とは一体どんな内容なんでしょうね?
相当な機密情報?それにしちゃビルのセキュリティー甘いな。
アクションゲームですが、単純ではなくエレベーターを使って乗降する楽しさやスパイらしくエレベーターの天井に乗ったりする遊び心ありでファンのハートをガッチリつかみました。
評価できる点
スパイが持っているピストルで敵を倒す以外にエレベーターで押しつぶすっていうのは結構エグくて衝撃的でした。
プレイヤーがエレベーターを操作する事により、戦略性が生まれました。
マイナスな点
同じようなステージの繰り返しになるので10面くらいでもうお腹一杯って感じで飽きがきますね。
独断評価チャート
まとめ
敵の銃弾に当たると一発アウトですが、それがかえってスリリングで楽しめます。
アクション+戦略性のゲームバランスが絶妙に良いタイトーの名作。
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