剣と魔法のファンタジーをモチーフとしたRPG要素のある横スクロールアクションゲーム。
ドラゴンにさらわれた王女セリアを救う為に勇者クロービスがドラゴンの住むダンジョンに冒険に挑む。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | 横スクロールアクション |
発売日 | 1987年 1月 7日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 160KB |
累計売上 | ?万本 |
ゲーム概要
全12ステージで構成されており、最初にラウンドマップで主人公クロービスを歩かせて山・廃墟・墓場等からバトルポイントに移動するとアクション画面に突入します。
最後のドラゴン山でドラゴンを倒せば1ステージクリア。
ボスであるドラゴンには各ステージで異なる弱点があり、攻撃して赤く光る場所が弱点です。
頭・首・胴体・腕・足などを攻撃すると大ダメージが与えられます。
数ステージ毎に侍女を救出しながら最終の12ステージにいるセリア姫を助け出すのが最終目的となります。
ドラゴンバスターゲームストーリー
まだ森や湖の精霊たちが人間と共存していた頃のお話です。
ローレンス王国という美しい国に1人の若者がおりました。名をクロービスといいます。彼は王国の親衛隊長の息子でありながら乱暴者で、ケンカがたえませんでした。父親はそんなクロービスを見るに見かねて勘当してしまいました。帰る家も友人も失ったクロービスは、ひとり放浪の旅に出るのでした。さて、ローレンス王国からほど近い山の中、1匹のドラゴンがおりました。元々は神の使いでしたが、自分の力を過信したドラゴンは謀反をくわだて、神の国を追放されたのです。
ところがドラゴンは反省するどころか、今度は人間界を支配しようと考えました。世界で最も美しい国、ローレンス王国がねらいです。ドラゴンは王国にせめこみ、王女セリアを人質にして、自分を新しい王にするよう要求したのです。
この話を風のたよりに聞いたクロービス。セリアの美しさと優しさに秘かな想いをよせていた彼にとってもつらいことでした。クロービスはセリアと故郷を守るため、打倒ドラゴンを決意します。長く厳しかった旅は、クロービスを強く優しい若者へと変えていたのです。そしてクロービスは再び旅立ちます。そう、「ドラゴンバスター」の旅に!
キャラクター
クロービス
本作の主人公でプレイヤーの分身。
ドラゴンに捕らわれたセリア姫を救出する為に、聖剣エクスカリバーを武器にダンジョンに挑む。
セリア姫
ドラゴンにさらわれたローレンス王家の第二王女。
全12ステージをクリアする事で救出できる。
侍女達
セリア姫と共にドラゴンに連れ去られた3人の侍女達。
3・6・9の各ステージで救出できる。
コントローラー操作
Aボタン ・・・ ジャンプ(2回押しで二段ジャンプ)
Bボタン ・・・ 剣を振る
左右ボタン ・・・ 左右移動(押しっぱなしでダッシュ)
上下ボタン ・・・ 鎖に掴まって昇降
下ボタン ・・・ しゃがむ
ジャンプ中に下+B ・・・ カブト割り
二段ジャンプ中に下+B ・・・ 垂直斬り
下+A(しゃがみ中にA) ・・・ マジックアイテム使用
必殺技
クロービスは特定の操作をする事で通常攻撃よりも大ダメージを与える事ができる。
カブト割り
ジャンプ中に十字ボタン下+Bボタン。
垂直斬り
2段ジャンプor落下中に十字ボタン下+Bボタン。
BGM
軽快でありながらも不気味さが漂うモンスターが巣くうダンジョンの雰囲気がでています。
収録サントラCD
ファミコン版
アーケード版
ドラゴンバスターの裏技
いきなり裏面からスタート
タイトル画面でコントローラー1の右下上左右ABの順に押してスタートすると12面クリア後にプレイ可能な裏面からスタートができる。
ゲームレビュー
ドラゴンバスターの魅力は何といっても操作性とキャラクターデザインだと思います。
ギリギリでクリアできるかどうかの難易度、(でも結構難しかったかな)『かぶと割り』などの必殺技も当時の少年達の心を熱くさせました。
そして何といっても当時のファミコンのグラフィックとしては頑張っているドラゴンをはじめとする敵キャラクターデザインの素晴らしさ!
アーケード版には遠く及ばないものの色使いがムラサキのドラゴンだったりは今見ても結構斬新でカッコいいです。
あと移動先をマップを自分で選択できる自由度の高さも良かったですね。
新しいステージに入るときのドゥゥゥウン!!っていう破裂音的な効果音がクセになる感じで何度でもプレイしたくなるのでした。
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