主人公の名前もないペリカンのような動物が風船をつけて空中を浮遊するという子供時代に誰もが夢見たであろう遊びを体現したファミコン初期の名作アクションゲーム。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | 任天堂 |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1985年1月22日 |
価格 | 4,500円 |
累計売上 | ?万本 |
ゲーム概要
サイドビュー、アクションゲーム。
ボタンを押す毎に風船は上昇してスピードも上がり素早く移動することが可能。
その反動で慣性によりコントロールが難しくなる。
画面左右の両端は繋がっており、ワープできるのはパックマンと同じ仕様。
コントローラー操作
十字ボタン | 左右移動(上下は使用しない) |
Aボタン | バルーン上昇 |
Bボタン | バルーン連続上昇 |
セレクトボタン | モード選択 |
スタートボタン | スタート、ポーズ |
GAME A[1-PLAYER GAME]
1人で遊ぶ用のゲームモード。
プレイヤーの持ち人数は3人。
GAME B[2-PLAYER GAME]
2人で遊ぶ用のゲームモード。
ルールは同じ。
お互いに協力するもジャマし合うのもプレイヤーの自由。
ボーナスステージ
3ステージごとに設置されている。
煙突から出てくる風船を20個連続で割り続けると追加ボーナスポイントがもらえる。
ボーナス面では、風船が2個とも割れても床に落ちてもバウンドして空中に戻りミスにはなりない。
GAME C バルーントリップ
画面が左から右へスクロールする中で雷に触れないよう、うまく避けながら風船をできるだけ多く割る横スクロールするゲーム。
たった一度のミスで即ゲームオーバーになってしまう厳しさ。
ゲーム中に、プレイヤーのRANKが50人中何番であるか、画面右上に表示される。
BGM
軽快でユーモラスなBGMもバルーンファイトの大きな魅力。
この当時の任天堂のソフトは名曲ばかり。
収録サントラCD
ゲームレビュー
バルーンファイトと言えばAボタンで上昇して十字キーで移動するという独特の操作方法です。
バルーン上昇後は油断しているとどんどん落下していくので上昇と移動を常に繰り返さなくてはいけない。
通常のゲームだと移動は十字キーだけなので難なく操作可能ですが、これに上昇ボタンと慣性による動きが加わると何とももどかしいけど楽しい風船の浮遊感覚が味わえます。
評価できる点
もしバルーンファイトが、ワンミスで終わりだったら難し過ぎると感じるはずですが、風船が2つあるのでワンミスでは続行可能でツーミスまでありってのがこのゲームのミソ。
また、敵の風船を割って落下中のパラシュートを突き破って海に突き落とすのが何とも快感です。
マイナスな点
初期ファミコンのゲームなので同じようなステージの繰り返しになり、エンディングもありません。
また、いくらスコアを稼いでも1UPすらしないのでメリットがありません。
独断評価チャート
まとめ
1Playと2Playモードがあるけど、もちろん燃えるのは2Playのほう!
最初は協力しあって遊ぶつもりでも間違って仲間の風船を割ったりするうちに徐々に険悪になりジャマしあう傾向になりがちなのは、マリオブラザーズやアイスクライマーと同様です。
現代の親切過ぎるゲームに比べるとやや難しく感じるかも知れませんが、当時のかんたんにクリアされて飽きさせないための難易度のさじ加減がちょうど良いです。
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