好評だったジャレコの忍者くんのシリーズ第2弾で弟のじゃじゃ丸が活躍する忍者アクションソフト。
基本的な操作は前作と同じながら画面上の敵をすべて食べてしまう最強の忍法ガマパックンのインパクトは強烈でした。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ジャレコ |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1985年11月15日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 256k |
忍者くんの弟が活躍するファミコンオリジナルソフト
横2画面にスクロールするステージクリア型アクションゲーム。
アーケード版の移植だった前作、忍者くん魔城の冒険に対してファミコンの為だけにジャレコが制作したオリジナルソフト。
各ステージには縦4段の通路があり、一番上の段にボス1人+ザコキャラ7人が配置され、全21面で構成されている。
ステージは妖怪墓地、ちょうちん長屋、柳街道、なまず屋敷がそれぞれくり返され、すべてのシーンをクリアーするとまた最初のシーンに戻って繰り返しになる。
ゲームストーリー
裏切者のなまず太夫がわれらのアイドルさくら姫をさらってしまった!!
説明書より
兄、忍者くんは修行の旅。
留守をあずかる 弟、じゃじゃ丸くんが一人でさくら姫を助けに行くことになった。兄者の教えをうけ、いまや1・2の忍法の腕を競うじゃじゃ丸。はたしてじゃじゃ丸くんは妖怪たちを倒して悪のなまず太夫からさくら姫を救いだせるのだろうか!!
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | ジャンプ |
Bボタン | 攻撃 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
敵キャラクター
ステージ | 妖怪 | 特徴 |
1~3 | おゆき | 雪女 |
4~6 | クロベエ | カラス天狗 |
7~9 | カラカッサ | 唐傘お化け |
10~12 | ヘドボン | ガイコツ |
13~15 | ピン坊 | 一つ目小僧 |
16~18 | カクタン | ヌリカベ |
19~21 | すべての妖怪 |
ボーナスステージ
さくら姫が投げるさくらの花びらを3枚取るとボーナスステージに行けます。
なまず太夫の火炎の術と分身の術をかわしながら倒します。
忍法ガマパックン
画面に表示されている小丸くんが4人並ぶか、4つの武器のうちどれか3コ集めるとカエルの『パックン』が登場します。
パックンがいる間は妖怪が金縛りにあって動けなくなり、制限時間内は食べ放題に!
BGM
基本的には忍者ものなので純和風のBGMです。
じゃじゃ丸がやられた時のサウンドが結構腹立たしいw
収録サントラCD
忍者じゃじゃ丸くんの裏技
25万7000点のボーナス
ステージ7でさくら姫の下でジャンプして段に頭突きをしてさくら姫がジャンプすれば成功!
ゲームレビュー
忍者じゃじゃ丸くんのタイトルの『じゃじゃまる』は、当時のNHK教育番組の『にこにこぷん』から名前をパクったと当時のジャレコ担当者はのちのインタビューで語っています。
なんだかおおらかな時代ですね。
このゲームは、前作の忍者くんがヒットしたので、続編では弟を登場させようという、いわゆる2番煎じってやつですね。
大きな変更点は、忍者くん魔城の冒険では縦スクロールに2画面だったのが忍者じゃじゃ丸くんでは横スクロールになっています。
評価できる点
難易度は結構上がりましたが自由度も上がりました。
何と言っても最大の特徴は、アイテムを3つそろえると出現する、すべての敵を平らげてしまう忍法ガマパックンです。
それと忍者じゃじゃ丸くんで忘れられないのが面スタート時の縦書きの漢字入り紹介文字でした。
マイナスな点
ステージが21もありますが、その割に内容はたいして変化がなく単調です。
難易度もそこそこ高いのでクリアまでの道のりが厳しい!
まとめ
前作の良い部分を踏襲しながら、新しい要素を盛り込んで魅力が増した良作アクションゲームです。
ジャレコが消滅してしまったせいなのかダウンロード販売されていないのが残念ですね。
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