探偵 神宮寺三郎 危険な二人【FDS】 ディスクシステム2枚で発売された大作!

探偵 神宮寺三郎 危険な二人

ディスクシステムにて前後編2枚で発売された探偵 神宮寺三郎シリーズ3作目。
タイトルの『危険な二人』は、沢田研二のヒット曲から引用。

機種ファミリーコンピュータ
メーカーデータイースト
ジャンルアクション
発売日前編:1988年12月9日
後編:1989年2月10日
価格3,300円
容量112KB
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ゲーム概要

探偵 神宮寺三郎 危険な二人

コマンド総当たり式アドベンチャーゲーム。
今回はディスクシステムなので前回のようなパスワード入力の必要もなくセーブが可能になっている。

今回は一時的に洋子だけで行動できる場面もあり。

ファミコン版は前後編と2枚構成に分かれていたが、PS版では1つのゲームとして統一されている。

コントローラー操作

十字ボタンコマンド選択、切り替え
Aボタンコマンド実行、メッセージ表示
Bボタンコマンドキャンセル
セレクトボタン使用しない
スタートボタン使用しない

BGM

タイトルトラックはリズムカルでサスペンスチックな名曲。

その他のBGMもミステリアスで大人っぽいファミコンらしからぬ雰囲気です。

[FC] 探偵 神宮寺三郎 危険な二人 - タイトル画面 BGM

攻略法

今回は神宮寺が重要な場面だと教えてくれるので攻略がこれまでと比べて容易になっています。
ほとんど難しい場面はなくスイスイ進める事ができるでしょう。

攻略動画

【FDS】探偵 神宮寺三郎 危険な二人 前編【エンディングまで】

ゲームレビュー

1作目はディスクシステムで発売され、2作目はROMカセット、このままカセットで行くのかな?と思わせといて3作目はまさかのディスクシステムに出戻りで2枚組という意表を突いたリリースとなったタイトルです。

ディスクシステムのほうが、コストが安す済むとかセーブができるとか当時ならではの利点もあったのでしょうね。

さて、神宮寺が熊さんに殺されそうになる場面から『危険な二人』の物語はスタートします(お約束の夢オチ)。

最初に助手の洋子君の親友、『きょうこ』の夫でレーサーでもある『おかざきしんじ』のレース場に観に行く場面から物語は展開していく訳ですが、やっぱり『おかざきしんじ』って言えばどうしてもサッカー選手で日本代表だった岡崎慎司を思い浮かべてしまうんですよね。

まあこのゲームが発売されたのは彼が生まれてから2年後なんでまったくの偶然なのですが。
そういや岡﨑京子ってマンガ家もいたな。ただの偶然?と思ってたら、この時点ですでにデビューしていたのでもしかして関係があるのかも知れません。

そして何と岡﨑京子は『危険な二人』という作品を書いているではないか!しかも92年って事はこの『探偵 神宮寺三郎 危険な二人』に影響を受けてタイトルを付けたって事???

まあこの話はそのくらいにして、この『危険な二人』はそれまでの2作品との違いは、ストーリーの展開が早くどんどん物語がスムーズに進む事です。

序盤で一時的に洋子ひとりになって捜査する場面も面白かったし、次々と登場人物が加わり、このすごい早さで殺されていくというスピーティーで先が読めない展開。

前半から後半へ続く場面で神宮寺が通行人を殴ってバイクを奪って容疑者を追走するって場面がありますが、これってどう考えても強盗罪だよね?

盗んだバイクで走り出すって尾崎豊かよ!?いくら熊さんと友達でも間違いなく有罪くらうはずなんだけど。

探偵 神宮寺三郎 危険な二人 バイク追走

追いついた先は公園。この場面での捜査が唯一やや手こずった場面でした。(ヒントは酔っ払いのおっさん)

あと、ホテルのフロントで話を聞く時もちょっと手こずったかな。

エンディングでは、洋子が先月と今月のお給料をもらっていない事が判明!
それに何?この恋愛に発展しそうなフラグは。でもこれ以降のタイトルでも二人の関係は進展せず・・・

評価できる点

キャラクターのグラフィックも改善しているように思えます。おばさん臭かった洋子もかわいくなったかな。

理不尽な謎解きもなくストーリーがテンポよくどんどの進みます。

前2作はどこで重要な証言を聴けるかほぼ分かりませんでしたが、今回は神宮寺が重要な場面だと移動しようとしなかったりしてプレイヤーに親切に教えてくれます。

マイナスな点

展開が早い反面、次々と名前だけの登場人物が現れるので後半にいくほと混乱してきました。
キャラクター毎の掘り下げがほぼなく気付いたら殺されてた、死んでいたみたいな感じなので、意外性があってもショックって感じじゃなくあっさりしています。

前半は演出もアイディアも豊富でしたが、後半に進むにつれ尻切れトンボ気味になるのはこのシリーズの特徴と言えるかも知れません。

まとめ

ディスクシステム2枚分のボリュームは伊達じゃなく、演出もBGMも豊富でそれまでの神宮寺シリーズとは比べ物になりません。

真犯人も最後まで分かりにくくしているのも過去作よりも評価できます。

PSでは、本作を含むファミコンで発売された神宮寺シリーズ4本をまとめた『探偵神宮寺三郎EarlyCollection』に収録されています。

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