高橋名人とオリジナルキャラクターのハニーちゃんが登場するハドソンの横スクロールアクションゲームのフリをした実態はブロック崩しゲーム?
一体何でこんな仕上がりにしたんだ?
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ハドソン |
ジャンル | アクション(横) |
発売日 | 1987年6月5日 |
価格 | 5,500円 |
容量 | 1.25M |
ゲーム概要
『高橋名人の冒険島』を元にした横スクロールアクションゲーム。
1面のみハニーちゃんが主人公で高橋原人を救出にいく設定で2面以降は高橋原人が主人公となってステージ内にある卵を取る事でブロック崩しのある裏ステージに行き8つのパスワードを集める謎の仕様。
全4面構成で最終ステージにいるキュラ大王を倒すことが目的となります。以降はループ。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | ジャンプ・上昇(ハニー) |
Bボタン | 攻撃 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
パスワード
各ステージのパスワードを紹介。
パスワードを知っていていてもその前にアクションとブロック崩しをクリアする長い道のりがある。
- ステージ1:BUGHONEY
- ステージ2:TAKAHASI
- ステージ3:BYHUDSON
- ステージ4:HECTOR87
BGM
ステージ1と4のメインBGMは、小林亜星が作曲して高橋名人が歌入れしてシングルリリースされました。
その他のBGMもハドソンらしく軽快で楽しい感じです。
攻略法
普通のゲーマーならこのゲームの攻略は諦めたほうが良いんじゃ?
最終ステージの途中までは進めたとしても連射パッドなしだとクリアできないみたいだし。
この動画を見て初めてどんなゲーム内容か理解しました。
説明書がないとほぼ理解できないから中古で購入したユーザーのほとんどが1面もクリアできないはず。
ゲームレビュー
高橋名人のBugってハニーは、メディアミックスとしてアニメ版が全51話に渡って放送されていました。
ゲームソフト会社の従業員に過ぎない高橋名人が主役でアニメ化って考えたらスゴイですね。
通常はアニメ放送があってゲーム化ですが、 『Bugってハニー』の場合はゲームソフトありきのアニメ化ですから当時としては先見性がある戦略です。
一般的に『Bugってハニー』と言えばゲームソフトよりもこっちのアニメ版のほうが有名みたいですね。
ファミコンで発売されたゲーム版のほうなのですが、中古で購入したので例によって説明書がありませんでした。
まあとりあえずプレイしてみた訳ですが、ステージ1の最後らしき場所についても扉は開かないし、ボスも登場しないのです。
どうすりゃ良いのか理解できずにステージをウロウロしているとあっという間にやられてゲームオーバー。その繰り返しでした。
ある時にずっとステージ内をウロウロしてたまたま卵をゲットしてブロック崩しステージに入りました。
本当にその時は???って感じで何が何やら理解できずにやっぱりすぐにゲームオーバー。
ステージ1から敵の攻撃も激しいし、アクションゲームとしてもかなり難易度は高いと思います。
攻略動画を見て初めてパスワードを8つも集める必要がある事、裏ステージでブロック崩しをする必要がある事を知りました。
それまではひたすらステージ内をウロチョロして卵を発見してパスワードを集め続けなかればいけません。
もはやこれはゲームではなく苦行では?
普通に高橋名人の冒険島みたいな横スクロールアクションじゃダメだったのか?
ブロック崩しやりたけりゃアルカノイドやれば良いんだし。
評価できる点
1面のハニーのステージは、空中をフワフワと上昇して攻撃する操作方法がバルーンファイトの進化系みたいで楽しいです。
ただ普通に遊んでたらいつまで経ってもクリアできませんが・・・
しかも次のステージ2からの高橋原人は空を飛べないっていうね。
マイナス点
横スクロールアクションとブロック崩しというまったく別のゲームを強引に合体させた点と分かりにくさ。
そしてアクションも難易度が高すぎました。
まとめ
このゲーム何度やっても1面もクリアできませんでした。
まあクソゲーって言っても差し支えないかな・・・
一応これってメディアミックスじゃないですか?ハドソンとしても気合入ってたはずなのに何でこんな変なゲームバランスにしてしまったのか謎ですね。
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