ネズミの警官がネコの泥棒を追っかけるナムコのファミコンアクションゲーム第4弾。
かわいらしいキャラクターとトランポリンの動作の単純極まりないゲームシステムが返ってハマってしまう!?
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1984年11月14日 |
価格 | 4,500円 |
容量 | ? |

ゲーム概要
横2画面スクロール式アクションゲーム。
1981年11月科学技術館でデビューした迷路脱出ロボットのマッピーがモデルとなったアーケードからの移植ソフト。
プレイヤーは、正義感に燃えるフレッシュポリスのマッピーになって5階建の敵アジトにいる怪盗団ニャームコたちから品物を取り返す事が目的。
フロアーの上下はトランポリンで移動。パワードアやベルを使っての反撃も可能。
2万点、7万点、14万点でマッピーのストックが1つ追加される。
ステージ上のターゲット(盗品)をすべて回収するとステージクリア。
ニャームコやミューキーズに捕まるとワンミス。マッピーのストックをすべて失うとゲームオーバー。
マッピーのゲームストーリー
いたずら好きのニャームコたちが品物をもって行ってしまいました。正義感に燃えるフレッシュポリス マッピー の任務は、ニャームコたちから品物を取り返す事です。マッピーを操作してニャームコやミューキーズに捕まらないように、ニャームコ屋敷から品物を取り返して下さい。でも通路でニャームコたちに捕まるとアウトです。フロアーの上下はトランポリンで。パワードアやベルは反撃のチャンス!!
コントローラー操作
十字ボタン | 左右への移動。 |
Aボタン・Bボタン | ドア・パワードアの開閉。(両方共通) |
STARTボタン | ゲームスタート・中断。 |
SELECTボタン | 1人用・2人用の選択。 |
トランポリン
階の昇降に使用。通路の端まで行くと自動的にトランポリンへジャンプ。
上昇中に行きたい階でマッピーをその方向へ向けるとその階に着地。
- マッピーは自力でジャンプできないがトランポリンに乗るとジャンプできる。
- トランポリンに乗っている間は敵と接触してもミスにならない。
- トランポリンは緑からジャンプする毎に青黄赤と変化して壊れる。
- 再びフロアに着地する事でトランポリンは元通りになる。
ドア
マッピーのトランポリンと並ぶ魅力のひとつ。
AorBボタンで開閉をする事で敵に攻撃ができる。
普通のドア
ボタンを押すと一番近いドアが開閉。
ニャームコたちが近づいた時に開くとドアで飛ばして気絶させられる。
パワードア(ぶ厚いドア)
開けると衝撃波が出て敵をやっつける事ができる。
ターゲット
同じものが2個ずつステージにあり、1個取るとペアのもう一方が点滅。
これを続けて取ると得点が2倍、3倍にアップ。
また、品物に隠れたニャームコは1,000点のボーナスが加算。
ラジカセ | テレビ | マイコン | モナリザ | 金庫 |
100点 | 200点 | 300点 | 400点 | 500点 |
BGM
ビヨ~ンと飛び上がるトランポリントと同じ位に印象的なのは何といってもネズミがホントに駆け回っているような軽快なBGMでした。
全体的にジャジーでオシャレ、特にボーナスステージのエンディングがカッコいい!
この時代は少ない音数で名曲が多いですね。
収録サントラCD
ゲームレビュー
マッピーは本当に古きよき時代の定番ゲームって感じですね。
同じくナムコのクラシックゲームであるパックマンやギャラガと同じような面クリア→ボーナスステージ→面クリアの繰り返しの構成。
ただ少し進化したのが横に2画面分スクロールする部分です。
昔の子供達はこれで充分遊べたんですね。
評価できる点
何と言っても最大の魅力はトランポリン。
これに乗っている間はなぜか敵に接触してもミスにならないので一緒にジャンプする姿が妙にかわいらしくほのぼのとします。
マイナスな点
敵キャラクターが少なくパターンも決まっているので攻略パターンを見つけたら以外とかんたんに進めてしまいます。
まとめ
マッピーってタイトルがネズミの『マウス』と警官を意味する『マッポ』を掛け合わせてネーミングされたって今回この記事を書いている最中にやっと気づきました。
後にマッピーランドやマッピーキッズなどの派生ソフトも生まれます。
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