ゼルダの伝説シリーズ最高難度?を誇るディスクシステムアクションRPG第2弾ソフト。
見下ろしの前方向から横スクロールになってアクションの重要度が増した。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | 任天堂 |
ジャンル | アクションRPG |
発売日 | 1987年1月14日 |
価格 | 2,600円 |
累計売上 | 161万本 |
リンクの冒険ゲーム概要
ゼルダの伝説の続編とは言え、上から見下ろし型からサイドビュー横スクロール型に変わったのが一番大きな変化です。
前作との違い
- 横スクロール移動
- 経験値の導入
- 登場するゼルダ姫は別人
- ルピーが不要になった
- ブーメランや爆弾などの飛び道具がなくなった
- リンクが12歳から16歳に成長
攻撃の使い分け
ただ剣を振れば敵に命中した前作にはなかった多彩な上下の攻撃であるジャンプ突き、下突き等に加えて上下の盾防御が要求される。
コントローラー操作
十字ボタン | リンクの移動 |
Aボタン | ジャンプ +上で上段突き +下で下段突き |
Bボタン | 攻撃(体力MAXでソードビーム) |
セレクトボタン | 魔法を使う |
スタートボタン | ゲームの一時中断・解除 |
BGM
前作をベースにしながらマイナー調のBGMが増えて、ややダークな印象になった。
収録サントラCD
ゲームレビュー
やっぱりFM音源のおかげで敵に攻撃した効果音とかボスキャラの鳴き声とかのサウンドが通常のファミコンソフトに比べてかなりいいですね。
フィールド画面では前作『ゼルダの伝説』と同じ見下ろし方ながら敵に遭遇すると横スクロールのアクション画面に切り替わるのはちょっと前に発売されて大ヒットした『ドラゴンクエスト』の影響を強く感じますね。
とは言えリンクの冒険は基本的にアクションが主体。
しかも上段・下段の攻撃・防御を使い分けなければならず、小さい子にはいささか難易度が高かったようです。
ドラクエリスペクト?パロディ?
リンクの冒険をプレイした人には忘れなれないエピソードがあります。
それは、サリアの街にある墓の前を調べると 「ユウシャ ロト ココニネムル」と表示されるのです。
まさかゼルダで勇者ロトが登場するとは!と驚いたもんです。
さらに東ハイラル方面では笛を吹いてモンスターをどかす場面もドラゴンクエスト1のメルキド手前のゴーレムを思い起こさせます。
マイナスな点
前作に比べて全体的にアクションが難しいというのもありますが、一番の不満点はセーブ後に再開すると剣、魔法、ライフの3つのレベルが、最も低い数値に下がられる点です。
これによりゲームの難易度がさらに上がり、プレイヤーの手間も余計に掛かる事になりました。
まあ当時は簡単に飽きられない為にこうしたのかも知れませんが、現在プレイするとかなり余計な機能です。
まとめ
実は私もあまりの難しさにゲーム途中半ばで投げ出してしまいました・・・
現在だったら攻略サイトを見ながらこの辛口のリンクの冒険も楽しむ余裕があるのかも!?
やっぱり今となってはディスクの読み込みの待ち時間が何とも言えない感覚と共に昔を懐かしむソフトなのかも知れません。
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