
タイトルそのまんまの白と黒のボードゲームのオセロのファミコン版。
カセットとディスクシステムの書き換え用でも発売された地味~で硬派なテーブルゲーム。
最近ではリバーシなんて呼び方もされてますが、やっぱりオセロでしょ!
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | カワダ |
ジャンル | パズル |
発売日 | 1986年10月13日 |
価格 | ディスク 2980円 カセット 4900円 |
品番 | KWD-OTH |
ゲーム概要
本作はオモチャメーカーのカワダが唯一ファミコンで発売したソフトで開発はHAL研究所。
縦、横、斜め方向に相手の色を挟んで引っ繰り返して自分の色に変えていく2人用ボードゲーム
難易度は4段階から選択可能で制限時間の設定も可能。
レベル4に勝利すると初めて最強のレベル5に挑戦ができる。
COM対局の1人用、2人対戦、先行の黒、後攻の白も選択が可能。
プリイヤーが最終的に多くのマスを取ったら勝利。
プレイヤーが最終的に多くのマスを取られたら敗北。
コントローラー操作
十字ボタン | カーソル移動 |
Aボタン | 決定 |
Bボタン | キャンセル(待った・やり直し) |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
オセロの裏技
スロットモード
モードセレクト画面でセレクトボタンとAボタンかBボタンを押すと、2人用のスロットゲームがプレイできる。
BGM
対局前のモード選択時のBGMのみで対局中は一切なし。
いかにもな無難で飽きのこないサウンドです。
ゲームレビュー
今ではコンピュータゲームの定番となったオセロですが、ファミコン版オセロの発売当時はかなり珍しかったのです。
あのボードゲームのオセロが相手がいなくてもコンピューターを相手に出来るってのは斬新に感じました。
この手の対戦ボードゲームってハマったらキリがないんですよね。
終わりがないから。
私は小学生から中学生の頃まで家族や友人とオセロをした経験から自分はオセロが強い!と思い込んでいました。
しかし、このファミコンのオセロと対戦してみてそれは大きなカン違いで自分が井の中の蛙だと思い知らされました。
負けて悔しくてコンピューターに何度も対戦を申し込みました。
でも散々やりこんでもレベル2に勝つのがやっとでした。
最強のレベル5と対戦する事さえ出来なかったのです。
ちなみにオセロという名称は、ツクダオリジナルが商標登録されているのでライセンス契約をしないとオセロとは名乗れないのです。
リバーシというタイトルのゲームの場合は、ツクダとライセンス契約をしていないという訳ですね。
評価できる点
誰もが知っているような『オセロ』というタイトルで、そのまんまのシンプルなルールで発売した事。
当時としてはそれで十分でした。
マイナスな点
対局中にBGMがない事くらいかな?当時のゲームとしては申し分ないです。
まとめ
現在ではスマホアプリ等で気軽にオセロゲームができますが、発売当時はひとりでもオセロができるというのは画期的でした。
最初にディスクシステム版が2,980円で発売されて後にカセット版でも4,900円発売された変り種のソフトでした。
私は500円でディスクライターを使って書き換えてもらいました。
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