90年代前半当時の人気のアニメ、高橋留美子原作のらんま1/2の動画を忠実に再現したゲームが、ファミコンの対抗機種として期待されたPCエンジンから発売されたシリーズです。
その動画の出来ばえはファミコンと同じ8ビットというハードの性能を考えると今見ても驚きのクオリティです。
このPCエンジンの『らんま1/2』シリーズは好評だったらしくシリーズが3まで発売されています。、
アニメと同じプロの声優を起用したキャラクターボイスとアニメーションが売りですが、ゲームとしては3作品とも微妙に違いがあります。
らんま1/2 活劇遊戯
シリーズ第1弾ソフトの横スクロールアクションゲーム。
全8話構成で8話のみがオリジナルストーリー。
最初からフルボイスと動画でPCエンジンのクオリティとファミコンとにの違いを嫌というほど見せ付けました。
グラフィックも当時としてみれば充分なクオリティ。
コンティニューはないがパスワードで再開が可能。
機種 | PCエンジン |
---|---|
メーカー | メサイヤ |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1990年12月7日 |
価格 | 6,800円 |
累計売上 | ?本 |
ステージ構成
ステージPART | タイトル | 内容 |
---|---|---|
1 | らんまの秘密 | 乱馬と玄馬が呪泉郷のもとで戦う。 原作コミック第2巻が元になっている。 |
2 | 2年E組 九能帯刀 | 乱馬とあかねが、九能と戦うストーリー。 原作コミック第1巻が元になっている。 |
3 | 乱馬を追ってきた男 | 乱馬と良牙の一騎討ちする。 原作コミック第2巻が元になっている。 |
4 | 女傑族の掟 | 乱馬が女傑族の村でシャンプーを倒して付きまとわれるきっかけを作った原作コミック第4巻が元になっている。 |
5 | 格闘 出前レース | 出前レースに出場した乱馬がゴールである久能家へ目指すストーリー。 原作コミック第7巻が元になっている。 |
6 | 恐怖 看板男 | あかねが道場破りと対戦して乱馬が加勢するストーリー。 原作コミック第8巻が元になっている。 |
7 | 爆砕勝負 | 良牙がコロンから爆砕点穴を教わり、乱馬と対決をする。 原作コミック第6巻が元になっている。 |
8 | 猫飯店への招待 | あかねがシャンプーの父にさらわれた事を知った乱馬が猫飯店へ救出へ向か途中で良牙と対決する。 ゲームオリジナルストーリー。 |
らんま1/2 とらわれの花嫁
前作とはうって変わっての3部構成のコマンド総当たりアイコン選択式アドベンチャーゲーム。
当然ながらフルボイス。
グラフィックもレベルアップしてアニメーションの部分も増えています。
ストーリーは完全ゲームオリジナル作品でオリジナルキャラクターも登場。
機種 | PCエンジン |
---|---|
メーカー | メサイヤ |
ジャンル | アドベンチャー |
発売日 | 1991年12月6日 |
価格 | 6,800円 |
累計売上 | ?本 |
BGM
オープニング曲の『じゃじゃ馬にさせないで』は、アニメ版と同じですが、エンディング曲の『地球のハテ・恋のハテ?』は、とらわれの花嫁オリジナルテーマソングです。
らんま1/2 打倒、元祖無差別格闘流!
対戦型格闘ゲーム。ストーリーやキャラクターは原作に沿ったアレンジ。
このシリーズ最大のヒット作(多分)
機種 | PCエンジン |
---|---|
メーカー | 日本コンピュータシステム |
ジャンル | アクション |
発売日 | 1992年10月2日 |
価格 | 7,200円(税別) |
累計売上 | ?本 |
打倒、元祖無差別格闘流!の裏技
ステージセレクト
パスワード入力画面でパスワードを入力した後でにRUNボタンを押す。
パスワード | ステージ | 対戦相手 |
DFE | 1 | 八宝斉 |
2BB | 2 | 小太刀 |
3C8 | 3 | 右京 |
978 | 4 | 良牙 |
044 | 5 | 校長 |
D67 | 5 | 九能 |
B5A | 5 | 九能 |
8C3 | 6 | ムース |
A07 | 7 | 八宝斉 |
E99 | 8 | 良牙 |
D65 | 8 | 校長・九能・ムース |
F7C | 8 | 八宝斉 |
540 | 8 | 八宝斉 |
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ゲームレビュー
正直、特別らんま1/2のファンでもなけりゃ、対戦格闘技ゲームも好きなわけじゃないんですが、PCエンジンを持っていたいとこの家でプレイした、このらんま1/2打倒元祖無差別格闘流!の動画は今でもすごく印象に残っています。
ほとんどアニメのまんまのグラフィック、(当時はそう思ったけど、今見るとやっぱり荒い)そしてアニメと同じ豪華声優陣が参加しています。
絶対にファミコンでは再現出来ないクオリティのゲームがPCエンジンなら出来る!
これはかなりの衝撃でした。
それまでファミコンのしょぼいグラフィックしか見ていなかったのでものすごいインパクトでしたね。
PCエンジンのポテンシャルの高さをイヤと言うほど知らされました。
動画の最初のほうの銭湯のシーン、あんなのが子供向けのゲームでもありだったんですね。
なんかいい時代でしたね。
え、カンジンのゲームの内容?
えーとどうだっったかな?正直よく覚えていません。
当時はこのグラフィックが見れるだけで充分満足だったので、あとはどうでも良かったのかな。
結局、このゲームをやりたかった人って格闘ゲームがしたいんじゃなくてやっぱりらんま1/2が好きな人なんでしょうね。
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