アーケードからファミコンへの移植作となるゼロ戦で戦うシューティングゲーム。
いかにもレトロゲームといった雑さがあるが何とも言えない味もある。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | タイトー |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1985年11月14日 |
価格 | 4,500円 |
容量 | ? |
ゲーム概要
疑似3Dタイプのシューティングゲーム
プレイヤーは、零式戦闘機(ゼロ戦)のパイロットとなり機銃と魚雷を武器にフィリピン海上にある敵基地に単機で戦いを挑む。
昼間、夕方、夜、朝の4つのパターンでワンシーンとなる構成。
一定の距離を進むと敵の巨大基地が出現する。
基地を魚雷で破壊するとシーンクリアとなりシーンクリア毎に残機が1UPする。
コントローラー操作
十字ボタン | 上 上昇 下 降下 左右 回旋 |
Aボタン | 機銃の発射、長押しで連射 |
Bボタン | 魚雷の発射 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
ボーナスステージ
敵の巨大基地を撃破すると始まるステージ。
赤色の戦闘機が出現し、全機打ち落とすと5.000点のボーナス得点が加算される。
通常のステージと同様に敵の被弾と着水でワンミスとなってしまう。
敵キャラクター
フライM
機銃を装備した軽戦闘機。
得点:遠距離150点、中距離200点 近距離300点
ノエルガイ
エンジン4基を搭載した重爆撃機。
得点:エンジン1基100点、撃破2.000点
ゴルディウス
高射砲を武器に高速移動する戦艦。
得点:1.000点
スティング
水面上に出現する潜水艦。浮上時にしか命中しない。
得点:1.500点
シーガル
隠れキャラの敵人衛星。ノエルガイを2機撃墜すると出現する。
得点:15.000点
マイルストン
ゴルディウスを特定のパターンで撃墜すると雲の中に出現する飛行機。
得点:10.000点
幽霊船ゾンビ
夜間のみに出現する最も出現させるのが難しい敵キャラ。
長年、出現条件が不明だったが最近になって解明された。
得点:100.000点
BGM
ゲーム開始時のBGMのみです。
発売が85年なのでもうちょっと何とかならなかったのだろうか?
ゲームレビュー
スカイデストロイヤーは、かなり昔のゲームだから戦闘機の弾切れとか燃料切れとかの概念はないです。ただひたすら撃ちまくります。
なぜか敵の攻撃は連射がなく単発、いくら敵機を倒しても無限に出現すると言った数々のツッコミどころはありますが、まあ細かい事は気にしないほうが楽しめるでしょう。
ゼロ戦なので時代は太平洋戦争のようですが、敵国がどこかはぼやかしています。
評価できる点
この時代にしては珍しい3Dシューティングゲームで同時期に発売されたゲイモスよりは敵の動きが見やすく出来が良いです。
マイナスな点
一定数の敵機を撃破しないと先に進めない仕様ですが、敵の種類が少なく攻撃のバリエーションも少なく、時間帯によって背景が変化するといった飽きさせない工夫はしているとは言えやはり飽きやすいです。
敵戦艦の動きがありえないほど素早く、撃ち落とすのがかなり難しい。
独断評価チャート
まとめ
ゼロ戦が活躍するゲームって色々事情があるのでしょうけど、かなり少ないのである意味貴重なゲームなのかも知れません。
ストーリー性やエンディングもなくハイスコアのみを目指す典型的なレトロゲーム。
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