
ディスクシステムで発売されたファミコン史上最高の名作との声も多い硬派なシューティングゲーム。
高速スクロールやA.L.C.システム(自動難易度調整難機能)など斬新なシステムも話題になった。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ポニーキャニオン |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1986年11月28日 |
価格 | 2,900円 |
開発 | コンパイル |
ゲーム概要
縦スクロール式シューティングゲーム。
プレイヤーは、新型戦闘攻撃機ザナックを操縦して暴走するシステム破壊に向かい撃つ。
画面はそれまでのファミコンにない超高速スクロールする。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | 特殊武器 |
Bボタン | クラスタービーム(通常攻撃) |
セレクトボタン | +スタートボタンでコンティニュー |
スタートボタン | スタート、ポーズ +セレクトボタンでコンティニュー |
A.L.C.システム
このザナックの最大の特徴が、このA.L.C.(Auto Level Control/自動難易度調整)システムです。
プレイヤーの実力に応じて難易度が変化するのです。
これによって敵キャラの種類、攻撃パターンが変わってきます。
AIの走りみたいな感じですね。
ただゲームになれてうまくなるとそれ以上に敵が強くなるってちょっと理不尽な気もしました。
ザナックの裏技
コンティニューモード
エリア10まで
タイトル画面でセレクトボタンを押しながらスタート。
エリア11.12
コントローラー2の十字キー上を押しながらエリア10までのボタン操作。
残機が254機に増殖
- 11面の要塞を破壊する
- 最後の一機が残り時間0~2秒の間に敵の攻撃により全滅する
- ゲームオーバーにならずに11面にワープ
- 11面から残機が254機に増える
BGM
ゲームの世界観とマッチしたテクノ系のスピード感のあるBGMです。
あまり子供向けといった印象がしない硬派で無機質なイメージですね。
BGM集
ゲームレビュー
ザナックは難しい!とにかく難易度が高い!
発売当時シューティングゲームにはそこそこ自信がありましたがこのゲームは結局最後までクリア出来ませんでした。
このザナックはディスクシステムで発売されたのですがいまだに手元にあります。
ですがディスクシステムをいちいち取り出すのも面倒だしフロッピーディスクの保存状態ってのもいつまで持つか気がかりでした。
そしてファミコン版から10数年後ザナックのリメイク版がPSで発売されました。
お、これは買わなくては!と思いましたが、今すぐではなくていいなかと思っているうちに販売停止になって今こんなにプレミア付いちゃってるよ_| ̄|○
何であの時買っておかなかったんだ!って後悔する事しかり。
しかし、現在ではPS3のゲームアーカイブスでZANAC×ZANACがダウンロード可能です。
評価できる点
非常に印象深いのが無機質で硬派なBGMや当時としては美しいグラフィック、そして何よりもそのゲーム性でした。
普通のシューティングゲームってパワーアップアイテムを取ったりするとどんどん強くなって結構楽に進めたりするのですが、ザナックはA.L.Cによって自機がパワーアップすると敵もパワーアップするというシステムなので非常にスリリングな展開になるのです。
逆に言うと従来のステージ毎の攻略法を見つけて楽々クリアという方法が使えないので考え方によっては理不尽と感じるかも知れません。
敵のパターンを覚えてクリアという単純さではない魅力があります。
マイナスな点
この当時のシューティングゲームはゼビウスから始まったゲームストーリーをしっかり作ってプレイヤーにアピールするのが定番になっていましたが、ザナックの場合、何度読んでも電波入っていて訳が分からないんです。
もうちょっと丁寧に作り込んでも良かったんじゃないかと。
まとめ
スペースインベーダーから始まったシューティングゲームのファミコンでの究極の形がこのザナックと言っても過言ではないでしょう。
ザナックの攻略動画
ノーミスクリア
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