アーケードから移植された日本最大のオートバイレース鈴鹿8時間耐久レースをテーマにしたスーファミ用ソフトSuzuka 8hours(スズカエイトアワーズ)。ターゲットを絞り過ぎた為かマイナーなタイトルで終わってしまった。
機種 | スーパーファミコン |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | レース |
発売日 | 1993年10月15日 |
価格 | 8,800円(税抜) |
容量 | 8M |
ゲーム概要
疑似3D視点のバイクレースゲーム。
レース時間は15分、30分、60分と実際のレースと同じく8時間から選択できリアルタイムの5倍で経過する。(オプションでリアルタイムにする事も可能)
30分以上の場合、夜間のコースも登場する。
コースを3周するとゴール。
十字ボタン | ハンドル操作 |
Aボタン | ブレーキ |
Bボタン | アクセル |
Xボタン | ブレーキ |
Yボタン | アクセル |
LRボタン | 体重移動 |
セレクトボタン | リタイア |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
マシン
オートマ、マニュアルから選ぶことが可能でマニュアルのほうが性能がワンランク高く設定されている。
- ACCELERATION TYPE
- HIGHSPEED TYPE
- MOBILITY TYPE
タイムアタック
オートマかマニュアルか、マシンタイプ、排気量を選択してスタート。
単走でタイムを競うモード。
スポット
タイムを設定しコースとマシンを選択して挑むレースモード。
ツアーモード
各コースを転戦してチャンピオンを目指すモード。
マシンは250ccからスタートしレース順位ごとにポイント付与され5戦する。
勝利する事でマシンのグレードが上がり最終的には750ccクラスを目指す。
バトルモード
画面を2分割して2人同時対戦を楽しめるモード。
オプション
ギアの操作法、コントロール方法、敵車との当たり判定、ゲーム時間かリアルタイムかをプレイヤーの好みで調整できる。
BGM
全体的にフュージョンっぽいBGMがカッコ良いですね。
レースを大いに盛り上げてくれます。
ゲームレビュー
鈴鹿8時間耐久レースもバイクレースにも興味は特にないのですが、たまたま安価で入手したのでスズカエイトアワーズをプレイしてみました。
ナムコというメジャーメーカーから発売したにもかかわらず鈴鹿8時間耐久レースというマニアックなテーマだったからなのかびっくりするほどマイナーゲームのようです。でも中古が安く流通しているって事はそこそこ売れていた?
画面のぱっと見は、ファミコンのマッハライダーに似ていますが、こちらは完全にリアル路線です。
グラフィックもスピード感もファミコンから進化を感じます。
最初プレイした時はコーナリングの体重移動の操作が難しくてすぐにゲームオーバーになるのでクソゲーじゃねーか!って感じだったのですが、だんだんと操作に慣れると面白さも分かってきました。
評価できる点
一部実写を取り入れたりコースも実際にあるものだったりとかなりリアルに鈴鹿8時間耐久レースを再現しています。
BGMがカッコ良いのでゲームオーバーになってもまたプレイしたくなってきます。
マイナスな点
とにかく独特な操作に慣れるまでが結構大変で簡単にコースアウトから転倒します。
そして大幅にコースアウトするとなかなかコースに戻れなくなりタイムロスに繋がるのですぐにゲームオーバーになります。
設定はリアルさを追求していますが、レース画面がいかんせんレトロゲーム然として古臭いのでギャップがあります。
独断評価チャート
まとめ
鈴鹿8時間耐久レースをテーマしたゲームはこれだけかな?
この手のバイクレースが好きな人なら楽しめるレースゲームですが、逆に言うとその他大勢の一般的なユーザーにアピールする要素は乏しいです。
やっぱりスーファミで発売するにはマニアック過ぎたかな。
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