バンダイが得意(て言うかこれしかないのか)のアニメキャラアクションゲーム。
オバQのキャラクターどおり、実にほのぼのとしたゲームと思いきや恐ろしく難易度は高いのでした。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | バンダイ |
ジャンル | アクション(横) |
発売日 | 1985年12月26日 |
価格 | 4,900円 |
累計売上 | ?本 |
ゲーム概要
ライフ制、横スクロール式アクションゲーム。
ステージ最終地点にいるキャラクターに届け物を渡したり、、仲間を誘拐した強盗を倒したりのおつかいを果たすとステージクリア。
Q太郎のライフゲージは、何もしなくても時間とともに減少していくのでステージ上にある食べ物を食べ続けなければならない仕様。
3ステージ毎にボスが出現。ボス戦ではなぜか武器のガウガウ砲が封印されるが、アイテムを取る事で1回だけ攻撃が可能。
キャンディーを4つ食べることでガウガウ砲を使って犬に攻撃が出来るようになる。
全12ステージ構成で10面以降ではステージに食べ物がなくなる鬼畜仕様。
コントローラー操作
十字ボタン | Q太郎の移動 |
Aボタン | ガウガウ砲 |
Bボタン | ジャンプ、飛行から歩行へ移行 +十字ボタン 歩行から飛行へ移行 +下 下に降りる |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
空腹ゲージ
オバQの空腹度をゲージ化したもので時間経過とともに自動的に減っていきます。
かなり消耗が早く、空を飛ぶとさらに2倍のスピードで消耗します。
マップ上の道端や空中にある食べ物を食べることで補給する事が出来ます。
なんでそんな所に食べ物が落ちてるの?とか言わないよーに。
ゲージが減りすぎると飛べなくなるので歩くしか出来なくなります。
最終的にゼロになってしまうと1ミスとなります。
そして今度は時間がなくなりタイムアップに・・・
ゴールドカートリッジ
ゲーム大会上位入賞者100名のみに贈られたのがゴールドカートリッジ版。
ゲーム内のQ太郎もゴールド仕様。
現在でもネットオークションなどで高値で取引されています。
オバケのQ太郎 ワンワンパニックの裏技
ケーキだらけの天国へ行く
5日目以降で登場する工場の煙突から出てくる天使の輪のしたにQちゃんを潜り込ませる
フリープレイ
コントローラー1のAと十字の左下、ジョイスティックの右上をゲームスタートまで押しているとQちゃんの人数が減らなくなる
コンティニュー
ゲームオーバーと表示される前にABBAAAAAABの順にボタンを押す
BGM
オープニングテーマは、アニメ版をそのまま流用。
その他はゲームオリジナルのようですが、オバQらしく妙にお気楽でのんびりしているBGMがゲーム内容と反比例していてちょっと腹立たしい。
ゲームレビュー
オバケのQ太郎 ワンワンパニックの基本設定は、空を飛べて犬が嫌いと言う原作に基づいた違和感のないものなんですが、Qちゃんが攻撃するときの武器が・・・ガウガウ砲???
そんなのは原作にはありませんが?などと言う当たり前のツッコミはなしにして話を進めましょう。
評価できる点
オバQを始めとするキャラクターグラフィックはかなり原作に近く、ファミコンにしては良い出来ではないでしょうか。
マイナスな点
このゲームはとにかくムズいですね。
普通にプレイするだけでも難易度は高いと思うのですが、さらに以下のルールがある事で厳しさが増しています。
- 時間制限あり
- お腹が減ると飛べなくなる
- コンティニューなし
- ステージ後半に進むほど食べ物がなくなり空を飛べなくなる
という鬼のようなきびしさでした。(後に裏技でコンティニューやフリープレイを知るのですがこの時は知らなかった。)
独断評価チャート
まとめ
中学生の時に友人4人で交互に休みの日に4~5時間かけて順番にクリアを目指したのですが結局クリア出来ませんでした。
だからって一言でクソゲーと片付けるにはちょっと惜しい。
それもオバQのキャラによる所なんでしょうか。
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