あのパックマンに足が生えて横スクロールのアクションゲーム、パックランドとして還ってきた!
それだけでもインパクト十分!パワーエサでモンスターを食べちゃうルールも健在。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | アクション(横) |
発売日 | 1985年11月21日 |
価格 | 4,500円 |
容量 | 320K |
ゲーム概要
1984年のアーケード版のファミコン移植版。
左右方向へ横スクロール式アクションゲーム。
フェアリーランドまでの往路の3ラウンド、左にスクロールする自宅までの復路1ランドの合計4ラウンドで1トリップ(ステージ)という構成の全16面。
全部で8トリップあり、9以降は5~8トリップまでの無限ループ。
コントローラー操作
十字ボタン | ジャンプ |
Aボタン | パックマンの左への移動(連打で高速) |
Bボタン | パックマンの右への移動(連打で高速) |
セレクトボタン | 使用しない。 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
パックランドのゲームストーリー
迷子の妖精をフェアリーの国に送り届けるため、パックマンは冒険旅行に出かけます。街を出て、森を抜け、山を越えて…行く手を阻むモンスターをこらしめて RUN & JUMP!! 無事妖精を送り届けるとパックマンは、空を飛んで帰ることができます。帰り道もご用心。モンスターが狙っています。家に着いたら、1トリップ終了。次のトリップはどんなかな?
パックランドの裏技
ワープ
ラウンド1で10000点以上取り、クリアする時に屋根に乗って画面の上に頭をぶつけるようにするとトリップ4へワープする。
十字ボタンで移動、ABボタンでジャンプ
コントローラー2を使用する。
BGM
ナムコらしいリズミカルで楽しいメインテーマ。
ただテンポを落としたアレンジバージョン以外にバリエーションがもっと欲しかった。
ゲームレビュー
アーケード版の設定をファミコンに流用したABボタンでパックマンの移動、十字ボタンでジャンプと言う独特な操作方法は斬新でしたが慣れるまでが結構大変でした。
何しろ通常のファミコンソフトは、十字キーで移動、Aボタンがジャンプ、Bボタンが攻撃というのがお約束でプレイヤーに刷り込まれていたのです。
それがパックランドではまったく逆の操作となっているのです。
評価できる点
今見ると基本は何て事のない横スクロールのアクションゲームなんですが、このパックランドが発表されるまでアーケードでも横スクロールアクションゲームってまだなかったらしいですね。
つまりパックランドがなければスーパーマリオも魔界村もなかった訳でそんな風に考えると横スクロースアクションゲームの元祖となる偉大な名作アクションゲームですね。
マイナスな点
それはどう考えても無理やりアーケード版の操作方法をファミコンで再現したABボタンで移動、十字キーでジャンプという操作方法です。
専用ボタン3つで操作していたアーケード版では特に問題はなかったのですが、小さなファミコンのコントローラーでは無理がありました。
その為、2コンでは通常のゲームと同じの十字キーで移動が可能となっています。
まとめ
隠しフィーチャーと呼ばれたナムコらしい遊び心が詰まったトリックも良い味出しています。
同じナムコのドラゴンバスターや妖怪道中記等の横スクロールゲームの名作も基本はパックランドだったのですね。
アーケード完全収録版は、プレステで発売された『ナムコミュージアムVOL.4』に収録されています。
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