剣と魔法のファンタジーをモチーフとしたRPG要素のあるナムコの横スクロールアクションゲーム。
ドラゴンにさらわれた王女セリアを救う為に勇者クロービスがドラゴンの住むダンジョンに冒険に挑む。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | 横スクロールアクション |
発売日 | 1987年1月7日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 160KB |
累計売上 | ?万本 |
ゲーム概要
サイドビュー、横(右)スクロールアクションゲーム。
全12ステージで構成されており、最初にラウンドマップで主人公クロービスを歩かせて山・廃墟・墓場等からバトルポイントに移動するとアクション面に突入する。
最後のドラゴン山にいるドラゴンを倒せば1ステージクリア。
ボスであるドラゴンには各ステージ毎に異なる弱点があり、頭・首・胴体・腕・足などを攻撃して赤く光る場所が弱点となり、大ダメージが与える事ができる。
コントローラー操作
左右ボタン 上下ボタン | 左右移動(押しっぱなしでダッシュ) 鎖に掴まって昇降、しゃがむ |
Aボタン | ジャンプ(2回押しで二段ジャンプ) 下+A(しゃがみ中にA) ・・・ マジックアイテム使用 |
Bボタン | 剣を振る ジャンプ中に下+B ・・・ カブト割り 二段ジャンプ中に下+B ・・・ 垂直斬り |
セレクトボタン | 使用しない |
スタートボタン | スタート、ポーズ |
キャラクター
クロービス
本作の主人公でプレイヤーの分身。
ドラゴンに捕らわれたセリア姫を救出する為に、聖剣エクスカリバーを武器にダンジョンに挑む。
セリア姫
ドラゴンにさらわれたローレンス王家の第二王女。
全12ステージをクリアする事で救出できる。
侍女達
セリア姫と共にドラゴンに連れ去られた3人の侍女達。
3・6・9の各ステージで救出できる。
必殺技
クロービスは特定の操作をする事で通常攻撃よりも大ダメージを与える事ができる。
カブト割り
ジャンプ中に十字ボタン下+Bボタン。
垂直斬り
2段ジャンプor落下中に十字ボタン下+Bボタン。
ルームガーダー
洞窟内には部屋構造になっている場所があり、ルームガーダーと呼ばれる4種類の敵が出現する。
彼らに勝利しないと部屋からは脱出できない。
ウィザード
4本の剣を空中で操り、杖から放つファイヤーボールで攻撃してくる魔法使い。
ファフネル
火を噴いて攻撃してくる小型のドラゴン。
ステージボスのドラゴンに比べたら弱いが強敵。
スケルトン
剣で攻撃してくるアンデット系のモンスター。
ファイヤーボールは効かない。
ビショップ
斧とファイヤーボールで攻撃してくる僧侶系の魔法使い。
盾を持っている時に斧で攻撃されると破壊されてしまう。
ファミコン版オリジナル要素
- ジャンプが上キーからAボタンとなり操作性が向上した。
- コンティニューが可能になった。
- 裏ドラゴンバスターが追加。
- 一部アイテム、敵キャラ、魔法を追加。
- スコアが経験値になり、一定値でバイタリティが増加されRPG色が強くなった。
BGM
軽快でありながらも不気味さが漂うモンスターが巣くうダンジョンの雰囲気がでています。
収録サントラCD
アーケード版
ドラゴンバスターの裏技
いきなり裏面からスタート
タイトル画面でコントローラー1の右下上左右ABの順に押してスタートすると12面クリア後にプレイ可能な裏面からスタートができる。
ゲームレビュー
ナムコの黄金時代、バブル景気ド真ん中にハードケースに入った金ピカのゴールドカートリッジ仕様で発売されたドラゴンバスターは、まぶしいほどの輝きを放っていました。
ギリギリでクリアできるかどうかの難易度、(でも結構難しかったかな)『かぶと割り』などの必殺技も当時の少年達の心を熱くさせました。
評価できる点
魅力は何といっても操作性と当時のファミコンのグラフィックとしては頑張っているドラゴンをはじめとする敵キャラクターデザインの素晴らしさ!
色使いがムラサキのドラゴンだったりは今見ても結構斬新でカッコいいです。
あと移動先をマップを自分で選択できる自由度の高さも良かったですね。
マイナスな点
敵キャラクターのバリエーションがもう少しあっても良かったかな。
12ステージあるのでどうしても同じようなパターンの繰り返しになってしまいます。
まとめ
グラフィックやサウンドではアーケード版には遠く及ばないとは言え、ファミコン独自要素もあり、むしろゲームとしてはファミコン版のほうが出来が良いように感じます。
新しいステージに入るときのドゥゥゥウン!!っていう破裂音的な効果音がクセになる感じで何度でもプレイしたくなるのでした。
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