2022年8月、嬉しいニュースが届きました。
サン電子株式会社は、あのクソゲーメーカー？として有名だった「SUNSOFT」（サンソフト）ブランドを復活させることを発表しました。
復活の内容は？
まず、伝説のクソゲー、『いっき』をオンラインで最大１６人の団結プレイできるPC版『いっき団結』をリリース、そしてファミコン時代に発売してプレミアが付いている『ギミック』と『へべれけ』をPS4、switch、Xbox、PCで2022年冬から2023年にかけて復刻発売します。
サン電子のコメント
『多くのみなさまにいじられる「クソゲー」という名を、私たちは「愛称」として心に受けとめております。家庭用ゲームの黎明期から今にいたるまで数多のゲームが発売されましたが、今でも元祖クソゲーといえば「SUNSOFT」とお声がけいただき大変うれしい限りです。』
クソゲーは愛称ってコメントめっちゃポジティブで良いですね。
実際にサンソフトは、妙に難しかったりバランスがおかしいゲームが多い反面、個性的なソフトが多くファンに愛されていたブランドと言えるでしょう。
ファミコンでの名作
今回、復刻される『ギミック』と『へべれけ』以外にもサンソフトはファミコンで多くの名作（迷作？）を発表しています。
これまで当サイトでレビューしたタイトルからセレクトしてみました。
いっき
サンソフトと言えばやっぱりこれでしょう。
『権べ』と『田吾』の二人だけによる百姓一揆をテーマにしたアクションゲーム。
オンラインの『いっき団結』ではついに最大16人によるの多人数一揆プレイが可能になりました。
PS3のゲームアーカイブの『メモリアル☆シリーズサンソフト』と任天堂バーチャルコンソールでダウンロード購入が可能です。
ファンタジーゾーン
セガのシューティングゲームですがファミコンに移植したのはサンソフトでした。
ファミコンのスペックを考えるとかなりレベルの高い移植の良作です。
かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次
花火を投げながら東海道を京都から江戸まで移動するという奇想天外な時代物アクションゲーム。
セーブ機能なし、コンティニューなしの鬼の難易度は一度プレイしてみる価値あり？！
PS3のゲームアーカイブの『メモリアル☆シリーズサンソフト』と任天堂バーチャルコンソールでダウンロード購入が可能です。
マドゥーラの翼
女の子が主人公でRPG要素のあるファンタジーアクションゲーム。
こちらもやたらと難易度が高いのですが、アイテムによって成長するのとBGMが良いのが魅力です。
PS3のゲームアーカイブの『メモリアル☆シリーズサンソフト』と任天堂バーチャルコンソールでダウンロード購入が可能です。
デッドゾーン
ディスクシステムのみの発売だったので知名度は低いですが、ファミコン史上に残るSFアドベンチャーゲームの名作です。
謎解きはやっぱり激ムズ。
狭いコロニー内のみで終始するストーリーの閉塞感とBGMなしなのが独特の緊張感を生んでいます。
ダウンロード販売もされていないのでぜひとも次は本作を復刻して欲しいですね。
まとめ
こうやって過去のタイトルをまとめるとやっぱり難易度が高くバランスがおかしい作品が多いのですが、他のメーカーが真似できないくらい個性が強く発売から数十年経過しても話題になる魅力的なラインナップでもあります。
今後のサンソフトの活動が楽しみです。
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