ファミ通でおなじみのアスキーから発売された強制スクロールの3Dシューティングゲーム、ゲイモス。
当時としては美しい惑星のグラフィックと攻めたゲームシステムが魅力。
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | アスキー |
ジャンル | シューティング |
発売日 | 1985年8月28日 |
価格 | 5,500円 |
容量 | 320K |
ファミコンでは珍しい3Dシューティングゲーム
奥から手前側に近づいてくる敵を撃ち落とす疑似3Dシューティングゲーム。
プレイヤーは、宇宙戦闘機ゲイモスを操縦して敵であるマストドン軍団を太陽系から撤退させるための戦いに挑む。
武器は対空用パルサーと対地用クェーサーの2種類。
太陽系の惑星が全6ステージになっており、地球から始まり冥王星までグラフィックが変化していく。
- ステージ1 地球
- ステージ2 火星
- ステージ3 木星
- ステージ4 土星
- ステージ5 海王星
- ステージ6 冥王星
モードA
ゲイモスを上下左右に自由に操作して遊ぶモード。
1 PLAYERの他に2 PLAYERモードあり。
モードB
ゲイモスは画面中央に固定され、バックスクリーンが移動していくモード。
1 PLAYERの他に2 PLAYERモードあり。
コントローラー操作
十字ボタン | ゲイモスの移動 |
Aボタン | 地上攻撃クェーサーを発射 |
Bボタン | 空中攻撃パルサーを発射 |
セレクトボタン | 使用しない |
スタートボタン | スタート、ポーズ |
フォボス
ステージの最後に登場するボスキャラ。
制限時間内に弱点である中央部分に弾を5発命中させないとステージの最初からやり直しになってしまう。
BGMもなく突然現れるから結構焦るし怖い。
これがトラウマになったちびっ子も多かった!?
BGM
音楽はゲーム開始時のBGMだけですね。
しかもなんかベースラインが素人くさいんだよな。
ゲイモスの攻略動画
ゲームレビュー
ゲイモスは、3Dシューティングとは言っても、そこはファミコン、敵の動きがギクシャクしているし、3Dゲームなんだけどスペック不足で遠近感が非常につかみにくいです。
ゲームの流れとしてはスクロールしてくる敵をこなす、ステージボスのフォボスを撃破、ステージクリアといった感じで非常に単純でギャラクシアンやゼビウスを3D風にしたイメージです。
評価できる点
当時の見下ろし型シューティングばかりの中で自分で戦闘機を操縦しているような3D風の操作画面は、ちょっとしたスターウォーズのパイロットにでもなったような感覚も当時ありました。
グラフィックも当時としては頑張っていて特に木星と土星が気に入っています。
マイナスな点
当たり判定が、かなり分かりにくいです。
こっちの弾が敵に当たったのかどうか・・・あれ?今敵の攻撃喰らったよな?みたいに曖昧なままゲームが進行していきます。
それとコツさえつかめばすぐクリアできるので飽きやすいです。
まとめ
驚く事にこのゲイモスは、当時としては高額だった5.500円で発売されていました。(アスキーのソフトは定価が5,500円だった)
定価で購入した場合は失望ものだったかも知れませんが、今となっちゃネットで安価に入手可能なお手頃ファミコンソフトの定番となっています。
クソゲーだという意見もありますが、当時としては美しいグラフィックと攻めたゲームシステムに捨てがたい魅力があり、私は決してクソゲーではないと思います。
ゲイモスがなければスターフォックスもなかったとさえ思っているほどです。(言い過ぎか?)
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