ナムコのファミリーシリーズ7作目。スポーツ以外では珍しいテーブルゲーム、ファミリーピンボール。
他ゲームのキャラクターを登場させたりと工夫もあるが、地味なゲームだけにもうひとヒネリ欲しかったところ。
機種 | ファミリーコンピュータ |
---|---|
メーカー | ナムコ |
ジャンル | テーブル |
発売日 | 1989年3月24日 |
価格 | 4,900円 |
容量 | 1.5M |
ゲーム概要
7種類のピンボール台を使って遊ぶゲームが4パターン、プレイヤーは、フリッパーの大きさや反発力などの違いがある6人のナムコキャラクターから選択してゲームスタート。
キャラクター
パックマン
普通のピンボールゲームと同様にボールが下に落ちないようにフリッパーで打ち返して得点を競うゲーム。プレイ人数1~4人。
9ボール
まず金額を掛けて9つのボールを打ちビンゴすると掛け金×役の金額がもらえる。
5ゲーム制。
バトルフリッパー
好きなキャラクターを選択して対人、COMと対戦するスポーツタイプのピンボール。
3セットで2セット、5セットで3セット、7セットで4セット制から選択。
十字キーの上下でフリッパーを移動。
Aボタンでフリッパーの左回転、Bボタンで右回転。
スポーツ
サッカータイプとホッケータイプから選択できるバトルフリッパーのアレンジゲーム。
コントローラー操作
十字ボタン | 左 左フリッパー操作 下 レバーを引く |
Aボタン | 右フリッパー操作 |
Bボタン | 台揺らし |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
BGM
まあBGMがないよりはあったほうが良いのですが、とりたててコレっていう特徴はないですかね。
当時のナムコファミリーシリーズと同様の仕上がりです。
ファミリーピンボールの裏技
タイトル画面でコントローラー2を使って各コマンドを入力する。
ナインボールがテンボールに
B、左、右、A、上、下の順番に押す。
バトルフリッパーで両方のフリッパーを動かす
上、A、右、B、下、左の順番に押す。
パックマンで右を1P左を2Pで操作
A、下、上、右、左、Bの順番に押す。
フリッパーの反発を最大にする
下、B、左、右、上、Aの順番に押す。
パックマンでボールを5個にする
左、右、A、下、B、上の順番に押す。
パックマンで下を1P上を2Pで操作
右、上、B、左、A、下の順番に押す。
ゲームレビュー
ピンボールと言えばファミコン初期の任天堂のソフトが有名ですが、こちらはナムコから発売されたファミリーシリーズのピンボールです。
さすがに初期に発売された任天堂のピンボールから進化していてゲームの種類、キャラクターの選択、BGMの追加などがあります。
操作方法は、Aボタンで右フリッパー、十字キーの左で左フリッパーと任天堂版を踏襲しています。
実際にプレイしてみた感覚なのですが、任天堂のピンボールのほうがボールの動きがリアルで臨場感があり、2画面分あったり、マリオが登場したりとゲーム性にも富んでいるように思えました。
評価できる点
ピンボールという極めてシンプルなゲームを4つのゲームにして他ゲームのキャラクターを登場させてナムコらしい演出があります。
面白いのは何と言ってもスポーツです。
エアホッケーみたいなスピード感があり、対戦は特に熱くなります。
マイナスな点
ゲームは4つあるのですが、単純なゲームなので結構飽きるのが早かったです。
またスポーツ以外は盛り上がりにも欠ける印象です。
独断評価チャート
まとめ
ナムコの別ゲームの人気キャラクターを登場させるまでは良かったのですが、それがピンボールのプレイ画面には一切登場しないのは面白みに欠けるかな。ナムコだったらもっと奇想天外なピンボールを制作して欲しかったところ。
そこそこは遊べますが、ナムコのファミリーシリーズの中ではマイナーで他の人気タイトルに埋もれてしまっている感があります。
コメント