アーケードゲームで人気だった1989年発表R-TYPEⅡのスーパーファミコンアレンジ移植版。
オリジナルから大幅なアレンジが施された独自の魅力が詰まった名作シューティングゲーム。
機種 | ファミリーコンピュータ |
---|---|
メーカー | アイレム |
ジャンル | シューティング(横) |
発売日 | 1991年7月13日 |
価格 | 8,500円 |
容量 | 8MB |
ゲーム概要
横スクロールシューティングゲーム。
ステージ構成は、1周7面×2=14面でオールクリア。
難易度は、KIDS、EASY、NORMAL、HARDから選択が可能。
ただし、KIDSを選択した場合はエンディングを見る事ができない。
コントローラー操作
十字ボタン | 移動 |
Aボタン | フォースの合体と分離 |
Bボタン | ショット(長押しで波動砲) |
Xボタン | 連射ショット |
Yボタン | 連射ショット |
LRボタン | フォースの合体と分離 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
フォース
自機と共に攻撃する着脱式オプション。
前後に合体が可能なので場面によって使い分けが可能。
裏技
ステージセレクト
- レベル表示のあるタイトル画面でRボタン1回、十字キーの上を9回押してスタートする。
- ポーズをしてRボタンとAボタンを押しながらセレクトボタンを押す。
- レベル表示が数字になるので十字キーで選択してポーズ解除。
最強装備
- タイトル画面で下、R、右、下、右、右、下、右、下、下の順に押す。
- ゲームを開始しポーズする。
- R、右、下、Y、下、右、下、左、右、下、右、右の順に押す。
- レーザーユニットをボタン(A対空、B対地、X反射、Yスプリット、Rショットガン)選択する。
- ミサイルユニットをボタン(A迎撃、X対地)選択する。
- ポーズ解除。
スーパーR-TYPEの攻略動画
BGM
ベースラインやブラスアレンジが凝っていてメチャクチャカッコ良いです。
アレンジにどことなく当時のバブルっぽさが漂っていて90年前後ならではの雰囲気があります。
スーパーR-TYPE最大の魅力は、オリジナルから大幅に変更になっている爽快感のあるBGMかも知れません。
ゲームレビュー
スーパーR-TYPEは、敵の行動パターンが一切変化しない、いわゆる覚えゲーなので最初プレイした時は難しい!と感じても何度かプレイし続けるとコツが分かって徐々に先へ進めるようになります。
シューティングゲームが好きだけど不得意な人は、難易度を『KIDS』に選択する事でゲームオーバーになっても装備が一切なくならならずにコンティニューできるので安心です。
評価できる点
当時としては頑張っていると言えるグラフィックとオリジナルのBGMが大きな魅力であり、緻密で重厚なR-TYPEらしい世界観を生みだしています。
敵キャラのパターンやボスキャラ等もアーケード版との変更点が多くありオリジナリティがあります。
マイナスな点
スーパーファミコンの機能以上のさまざまな要素を詰め込み過ぎた為かステージ1の中盤から早くも敵の数が多すぎて処理落ちによる遅延が起こります。
その為に全体的な操作がモッタリして動きが遅く感じます。
ゼビウスから続くステージの半ばを超えたら中間地点からやり直しというお約束を無視したミスするとステージの最初からやり直しというのも不親切かつ厳しく感じます。
ボス戦でミスしてステージ最初からだとガックリしてしまう・・・
独断評価チャート
まとめ
R-TYPEⅡのアレンジ版とは言ってもオリジナル要素がかなり多く、本作はスーパーR-TYPEという独立した内容のゲームと言っても良いくらいオリジナリティがあります。
難易度はオリジナルよりは低いとは言え、家庭用としてはやや高めの硬派仕様ですが、理不尽な難しさはないので何度もプレイして敵のパターンを覚えてしまえば『EASY(全然イージーじゃないけど)』までなら何とかなるはずです。
返す返すも処理落ちが惜しいですが、何度でもやり直したくなる魅力があり、何となくゲーム全体の雰囲気が『バブル』を感じさせる当時でしか出せない味わいがあるソフトです。
コメント