ナムコから発売されたファミコン初?のプロレスゲーム。
二人対戦プレイは燃えた!だけど一人でプレイすると・・・?
機種 | ファミリーコンピュータ |
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メーカー | ナムコ |
ジャンル | スポーツ |
発売日 | 1986年4月2日 |
価格 | 4,900円 |
累計売上 | ?本 |
ゲーム概要
アーケードゲーム「ザ・ビッグプロレスリング」のファミコン移植版の2人組タッグで戦うプロレスゲーム。
相手レスラーのスタミナを奪い、ダウンさせてカウント3を取るか、ギブアップさせるか、相手をリングアウトさせてカウント20になったら勝利。
レスラーが「イテエ!」と言ったり、レフェリーのカウントが合成音声で再生されるのも話題になった。
コントローラー操作
十字ボタン | 選手の移動 |
Aボタン | パンチ・必殺技決定 |
Bボタン | 技の選択 |
セレクトボタン | ゲームモード選択 |
スタートボタン | ゲームの開始、ゲームの一時中断・解除 |
キャラクター
※()内はモデルになったプロレスラーと必殺技
リッキーファイターズ
1playの場合、このチームが自動的に選択され、他のチームは選択する事ができない。
リッキー(長州力/サソリ固め)とウルトラマシーン(ストロングマシーン/ブレーンバスター)のタッグチーム。
ストロングバッズ
1playの場合、コンピューターの敵チームとしてこのチームが自動的に選択され、2playの場合はプレイヤーとして自動的に決まる。
他のチームは選択する事ができない。
ウォーリー(ロードウォリアーズ/ウエスタンラリアート) とマスクロス(ミルマスカラス/延髄切り)のタッグチーム。
600本限定タッグチームプロレスリングスペシャル
ゲームソフトに同梱されたアンケートはがきに応募すると抽選で600名限定にプレゼントされた『タッグチームプロレスリングスペシャル』バージョン。
技の掛け方やBGMが通常版と違っているから、もはや別のゲーム?
BGM
いかにもプロレスらしい勇ましいBGM。
ちょっと一本調子でゲーム内容と同様に飽きやすいかな。
タッグチームプロレスリングの裏技
ハリセン攻撃
味方がピンチの時に2コンのマイクを使う。
ゲームレビュー
タッグチームプロレスリングは、キャラクターものだったキン肉マンマッスルタッグマッチを別にすると、ファミコン初のプロレスゲームですが、のちにディスクシステム版の任天堂のプロレスが発表されると全部持っていかれてしまいました。
このゲームは技のかけ方にかなりクセがあり、まずパンチを相手に当ててからBボタンで必殺技を選択します。
つまり、パンチを当てないと必殺技が使えないという謎のルールがありました。
評価できる点
単なるプロレスゲームではなく2人で戦うタッグというシステムにした事で試合のバリエーションが増えて楽しさも倍増。
まだ実在のレスラーをモデルにしている事から、当時のプロレスの知識がある程度ある人なら必殺技も含めて馴染みやすいです。
マイナスな点
最大の弱点は、チームが2つしかないので猛烈に飽きるのが早い事。
特に1プレイの場合、相手のコンピューターのアルゴリズムを読んでしまうと簡単にリングアウト勝ちしたりして勝利できるようになってしまいます。
さらに少しだけ難易度が上がるだけであとは対戦相手はずっと一緒。
全35ラウンドあるらしいのですが、途中で飽きちゃってとてもじゃないけど続かなかった・・・
独断評価チャート
まとめ
必殺技のかけ方やチームの少なさ等の問題点はありましたが、場外乱闘や凶器攻撃などのプロレスならでは楽しさがあり、ファミコンにプロレスゲームを定着させた功績はあるゲームと言えるでしょう。
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