Wii Uは2012年に発売され2017年に生産を終了したswitchの一世代前の任天堂のゲームハード。
私はこのWii Uを中古で購入しましたが、所持しているWii Uのソフトはスプラトゥーン1本のみでほぼレトロゲームを専用機として使っています。
実は任天堂の過去ハードのソフトを遊ぶという点において非常に魅力あるハードです。
Wii U を中古で購入するメリットと注意点をまとめました。
バーチャルコンソールでレトロゲームがダウンロード可能
バーチャルコンソールは、任天堂の過去ハードを中心に名作レトロゲームがダウンロードして遊べる任天堂のゲーム配信サービスです。
以下の対象ハードの名作ソフトがダウンロードして遊べます。
- ファミリーコンピュータ
- ディスクシステム
- スーパーファミコン
- NINTENDO64
- PCエンジン
- MSX
- ゲームボーイアドバンス
- ニンテンドーDS
特にディスクシステムは、磁気ディスクであるクイックディスクが傷みやすいという特徴があるので年々中古で入手が困難になってきており、劣化がないダウンロード版の配信はレトロゲームファンとしてはありがたいです。
その他ラインナップにもメタルスレイダーグローリーなどの一部プレミアが付いて高額で取引されているソフトも含まれています。
2022年現在では以下のようなソフトにプレミアが付いています。
特にメタルスレイダーグローリーとすってはっくんは、3万円以上のプレミア価格で流通しているのでこの2タイトルだけでも中古でWii Uを購入するメリットは十分にあります。
- メタルスレイダーグローリー(FC)
- 超魔界村R(GBA)
- クロックタワー(SFC)
- すってはっくん(SFC)
- マザー3(GBA)
- ルドラの秘宝(SFC)
Wii U版バーチャルコンソールのゲームタイトル一覧(Wikipedia)
パッケージと説明書がないのがデメリットですが、プレイ中にWiiリモコンのHOMEボタンを押し、メニューから「説明書」を選択すれば画面上でそのソフトの取扱説明書を確認する事もできます。
購入方法は、任天堂アカウントでログイン、ない人は作ってからアカウントにニンテンドープリペイドのオンラインコードを入力してから好きなソフトを選ぶだけです。
HDMI対応なので高画質
Wii U以前の過去の任天堂ハードは、HDMIに非対応なので高画質とは言えません。
特にファミコンはS端子にも対応していないので液晶モニターでテキスト中心のゲームで遊ぶ際はちょっと苦労する事があります。
Wii U での バーチャルコンソールでタウンロードしたレトロゲームの画質は正直言って任天堂クラシックミニやPS3に比べてそこまで高画質とは言えませんが、やはりHDMIで接続できるというのは大きなメリットと言えます。
ファミコン | スーファミ | ゲームキューブ | Wii U |
AV接続< | S端子< | D端子< | HDMI |
いつでもセーブ&ロード
初期のファミコンの場合、途中でセーブができなかったり、できても長いパスワードを入力する必要がありました。
ファミコン後期やスーパーファミコンの時代になるとバッテリーバックアップによりセーブできるようになりましたが、年月が経過しているのでセーブしてもデータが残っているのかかなり心配な面があります。
Wii Uならゲーム終了時に自動的にバックアップしてくれるのでまったく心配がありません。
例えばセーブやコンティニューができないマイティボンジャックやがんばれゴエモン等の難易度が高いソフトもこの機能でクリアしやすくなります。
Wiiのソフトも遊べる
Wii Uは、その前身ハードであるWiiとも互換性があるのでWiiとWii Uどちらのソフトでも遊ぶ事ができます。
注意点
本体だけでは遊べない
Wii U は、結構周辺機器が多くて本体の他にWiiリモコン・ACアダプター・ケーブル、そしてゲームパッドが最低限必要です。ACアダプターが妙にデカいのがちょいマイナス点。
ゲームパッドは、テレビモニターに接続してバーチャルコンソールのソフトで遊ぶ際はほとんど使わないのですが、初期設定や本体を更新する際に必要になります。
WiiでなくWii Uじゃないとバーチャルコンソール不可
バーチャルコンソールのゲームダウンロードには、WiiではなくWii Uじゃないと対応していません。
以前は Wiiでもダウンロードできましたが、現在はWii Uのみ配信なので中古で購入の際には注意しましょう。
バーチャルコンソールは2023年3月で終了
任天堂は、ニンテンドー3DSシリーズおよびWii Uの「ニンテンドーeショップ」のサービスを2023年3月28日(火)午前9時に終了すると発表していますので当然バーチャルコンソールも含まれます。
何しろ本体自体が2017年に生産を終了したハードですから、それに付随するバーチャルコンソールがいつ終了するか分からないというリスクはあった訳ですが、いよいよ終了時期が決まってしまいました。
PS3のゲームアーカイブスが2021年終了発表時にファンの大反発で撤回されたのも記憶に新しく、任天堂Switchでバーチャルコンソールを始めない限り、個人的にはもうしばらく続けてくれると見ていましたが以外に早かったなという印象です。
とにかく終了期限までにダウンロードしてしまえば故障しない限りずっと遊べるので早めにダウンロードしといたほうが良さそうですね。
ベーシックとプレミアムの本体がある
Wii Uには、ベーシックセットとプレミアムセットで発売された本体があります。
その違いは、ベーシック版の保存メモリーが8GBなのに対してプレミアム版は32GBもあります。
ただファミコン、スーファミで発売されたバーチャルコンソールのゲームタイトルだけなら、それほど容量は取らないので、あえて安く流通しているベーシック版を狙う手もあります。
入手方法
すでに本体の新品は発売されていないので、中古で探す事になります。
ただ実店舗だとなかなかWii Uの本体は中古販売していないのでネットショップで探すのが最も手軽に入手可能です。大体5.000円~8,000円くらいです。
駿河屋とかで本体とかパーツ別に安く個別に揃えるって手もあります。
まあやっぱり一式セットで購入したほうがラクですけどね。
ちょっと高いなと思うなら、ヤフオクやメルカリで個人から購入する方法だと比較的安く購入できます。
おすすめの入手先はメルカリです。
ヤフオクはほとんどの出品者が送料別で出品しているのに対して、メルカリではほとんどの出品者が送料込みで出品しています。
送料の差は結構デカいです。
私は2020年にメルカリでWii U一式を5.000円ほどで購入できました!
本体だけ買っても意味がないので一式で探すほうが安くなります。
メルカリにこれから会員登録する場合は、紹介コード:ZESANQ を入力すると500円分のメルカリポイントがもらえます。
まとめ
Wii Uと言えば失敗したハードというイメージがありますが、過去の任天堂のハードで発売された名作を個別にダウンロード購入して気軽に楽しめるのは、このWii Uと3DSだけです。
入手困難なディスクシステムやプレミアの付いたレトロゲームを楽しむには結構おすすめなハードです。
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